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金継ぎレッスンについて②

こんにちは。
ご覧頂き、どうもありがとうございます。
この記事では、レッスンの具体的な内容についてお伝えします。

レッスンは計3コースありますが、先ずは、各コースの選び方を読み、
ご自身がどのコースに該当するのかを確認してみて下さい。
それから、該当コースについてお読み下さると分かりやすいかなと思います。

また、漆は固めるのに時間を要しますので、どのコースも1回で終わるものはなく、4〜6回レッスンにご参加いただきます。

どのコースも、こちらで用意する金継ぎセット(15,000円 (税+送料込み)をご購入頂きます。セット内容や、レッスン当日までにご自身で用意して頂くものなどを最後にご案内しています。

各コースの選び方

欠けた器を直したい方は、「はじめての金継ぎA」を、
割れた器と欠けた器を直したい方は、「はじめての金継ぎB」を、
複雑に割れた器を直したい方は、「はじめての金継ぎC」を、お選び下さい。

BとCの違いについて、「私の直したい割れた器は、BかCかどちらに該当するの?」という疑問を抱くと思いますが、以下がおおよその目安です。

直径15cm以内で割れたパーツが5パーツ程度の破損→はじめての金継ぎB
直径20cm程で割れたパーツが3パーツ程度の破損→はじめての金継ぎC

判断が難しい場合は、どちらかのコースでご応募下さい。こちらで破損の程度を拝見してコースをご提案させていただきます。

はじめての金継ぎA

欠けた器をお直しします。

【直せる器】欠けのある器3点まで
【レッスン回数】計4回 
【料金】4回分 14,000円(税込)
【時間】各回1~2時間

1回目 欠けた箇所を埋める
 漆を用いたパテ(錆漆)を作り、欠けた箇所を埋める。

2回目 1回目で埋めきれなかった箇所をもう一度埋める
 1回目で埋めたパテの表面を研ぎ、埋めきれていない箇所にもう一度パテを埋めます。

3回目 埋めた箇所に漆を塗る
 パテで埋めた箇所を黒漆で塗ります。

4回目 金を蒔く
 前回塗った黒漆を研ぎ、今度は赤い漆を塗ります。その後、真綿を使って金粉を蒔いて仕上げます。

はじめての金継ぎB

割れた器と欠けた器を直します。

【直せる器】割れのある器1点と、欠けのある器2点まで。
【レッスン料】全5回 
【料金】計5回分 17,000円(税込)
【時間】各回2時間

1回目 破片を接着する
 漆を用いた接着剤(麦漆)を作り、割れたパーツを全て接着します。

2回目 接着箇所の隙間と欠けた箇所を埋める
 漆を用いたパテ(錆漆)を作り、接着箇所の隙間と欠けた箇所を埋める。

3回目 1回目で埋めきれなかった箇所をもう一度埋める
 1回目で埋めたパテの表面を研ぎ、埋めきれていない箇所にもう一度パテを埋めるます。  

4回目 埋めた箇所に漆を塗る
 パテで埋めた箇所を黒漆で塗ります。

5回目 金を蒔く
 前回塗った黒漆を研ぎ、今度は赤い漆を塗ります。その後、真綿を使って金粉を蒔いて仕上げます。

はじめての金継ぎC

複雑に割れた器を直します。

【直せる器】複雑な割れのある器1点。
【レッスン料】全6回 
【料金】計6回分20,000円(税込)
【時間】各回2~2.5時間

1回目 破片を接着する
 漆を用いた接着剤(麦漆)を作り、割れたパーツを全て接着します。

2回目 接着箇所の隙間と欠けた箇所を埋める
 漆を用いたパテ(錆漆)を作り、接着箇所の隙間と欠けた箇所を埋める。

3回目 1回目で埋めきれなかった箇所をもう一度埋める
 1回目で埋めたパテの表面を研ぎ、埋めきれていない箇所にもう一度パテを埋めるます。  

4回目 埋めた箇所に漆を塗る
 パテで埋めた箇所を黒漆で塗ります。

5回目 金を蒔く
 前回塗った黒漆を研ぎ、今度は赤い漆を塗ります。その後、真綿を使って金粉を蒔いて仕上げます。

金継ぎセット

必要最低限の材料と道具で、金継ぎを始められるセットです。

どの材料も、レッスンが終わった後でも使って頂ける程の量はあるかと思います。
(ただし、大きな器や複雑な破損のものは、金粉を追加で購入して頂くこともあります。)

15,000円(税+送料込み)。
クロネコヤマトの宅急便コンパクトでお送りします。

内容は以下の通りです。

  • 生漆

  • 黒漆

  • 絵漆(弁柄漆)

  • 砥粉

  • 小麦粉

  • 金消粉

  • 真綿

  • ヘラ3本

  • 筆2本

  • 耐水ペーパー(#800,#1200)

  • 小皿

  • スポイト

  • マスキングテープ

  • 綿棒

  • 手袋

  • テレピン

  • 油の容器

  • 水の容器


ご用意頂くもの

金継ぎセット以外に、ご自身でご用意して頂くものがいくつかあります。

  • ZOOMが使用出来て、お手元が写せるパソコン。(簡単にお手元が写せるノート型パソコンがお勧めです)

  • 新聞紙等の大きめの紙(作業によって机が汚れるのを防ぐためのもの)

  • ティッシュ

  • 水(セットの中にある空の容器に入れて使います)

  • 油(セットの中にある空の容器に入れて使います)

  • ハサミ(耐水ペーパーを切るのに使います)

  • 器が全て入る段ボール(作業途中の器を入れます)

  • サランラップ(作った材料の保管に使います)


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