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いわばえのシャルドネ畑

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いわばえのシャルドネ畑のこと。ぶどうは毎年手摘みされ、山梨へ。ワインになって戻ってきます。
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#歴史

フィロキセラと戦った歴史

昨日お話ししたフィロキセラですが、日本名をブドウネアブラムシというそうです。わずか1mmほどのこの虫が、19世紀後半ヨーロッパのぶどうを壊滅させました。 ワイン用のぶどうは大きく二つに分かれます。 ヴィティス・ヴィニフェラ(Vitis Vinifera)と呼ばれるヨーロッパ品種とヴィティス・ラブルスカ(Vitis Labrusca)と呼ばれるアメリカ品種です。 ワイン用に使われているほとんどがこのヴィティス・ヴィニフェラ種で、粒が小さく、糖度・酸度が高いのが特徴です。 ※写