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いわばえのシャルドネ畑

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いわばえのシャルドネ畑のこと。ぶどうは毎年手摘みされ、山梨へ。ワインになって戻ってきます。
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#長崎

収穫(2) 2023年9月9日

いわばえのシャルドネを8月23日に収穫。西海市の岩永ぶどうさんのシャルドネは糖度が上がるのを待って、2回に分けて収穫することになっていました。ですが、これから来る台風やぶどうの状態を考えると、一度に収穫した方がいいだろうということになり、急遽9月9日土曜日、収穫チームが集結。早朝からの収穫となりました。 岩永さんのぶどうは棚作り。綺麗になっているシャルドネたちを腕を伸ばしながら収穫していきます。お手伝いのみなさんの仕事ぶりが素晴らしく、午前中に900kgあまりのぶどうを収穫

収穫(1) 2023年8月23日

雨になったり、曇りになったり、23日のお天気とにらめっこしながら迎えた今日。幸いにも雨は降らず、薄曇り。予定通り、いわばえのシャルドネの収穫が早朝から行われました。 電柵を越えてやってくるアナグマ、湿度をまとった暑さ、そして雨。ここ長崎で、糖度を上げながら、健全な実を保つのは大変なことなのだと思い知らされます。それでも、みんなのこつこつとした地道な作業により、多くの実が守られました。 朝6時まえから収穫を始め、みんなで採れた実を綺麗にしていきます。とても時間がかかる作業で

病気との戦い 2023年8月17日

お盆前の雨と台風。過ぎ去った後には、病気と戦いながらも糖度を上げていくシャルドネがありました。 例年より早く糖度を上げているため、いわばえのシャルドネは23日に収穫することに。西海の岩永ぶどうさんのシャルドネたちは、畑によって熟し方が違うので、2回に分けて収穫することにしました。 いわばえのシャルドネの収穫の日まで、後1週間ほど。今日も朝から、病気になった粒を抜く作業が続きます。地道な作業ですが一粒一粒丁寧に行い、健全なぶどうを守ります。幸いにもこの雨もあがって、しばらく

いわばえシャルドネ、開花2023年5月11日

今年も線香花火のような可愛らしいシャルドネの花を見ることができました。去年と同じ5月11日に小さな花を発見。それから、次々と開き始めていますが、去年より開花のスピードはゆっくりめの印象です。 今朝畑に行くと、晴れ渡った空の下、心地よい風が吹いていました。咲いた花が受粉するのに、とても良いお天気です。写真を撮るのに顔を近づけると、花の香りも感じることができます。 梅雨やお盆過ぎの雨など心配事はつきませんが、まずはこの開花の時期に、お天気に恵まれ、受粉がうまくいきますように。

収穫その2 2022年9月8日

台風が去った後、いわばえの畑に吹くのは秋の風になっていました。いわばえのぶどうたちは、これ以上待ちそうにありません。西海市の岩永ぶどうさんのシャルドネには、もう少しがんばってもらって、いわばえは一足先に収穫をすることにしました。 朝6時からの収穫。今回は綺麗な実を残していたこともあり、あっという間に作業が終わりました。今日の分は全部で74kg。福岡へと旅立ちます。 岩永さんのシャルドネは、12日に収穫の予定です。どこまで糖度が上がってくれるか・・・ともあれ後少し!お天気が

収穫その1 2022年8月31日

2022年8月最後の日。台風が近づいてきていると聞き、急遽収穫を2回に分けることになりました。 数年前から続くようになった梅雨が終わってから降るお盆過ぎの雨。糖度が上がり始めたぶどうから、晩腐病にかかっていきます。福岡のStudio go go wineryの山田さん、そして西海市亀岳の岩永ぶどうさんにお話を伺いながら、今年はいろいろなことを試してみました。 その結果いくつかの手応えは感じたものの、今年もまた雨が続き、連続した晴れ間も見込めない日々。糖度がせっかく上がっても

アミ2022

ワインショップいわばえのオリジナルワイン、アミ2022。9月2日から店頭に並びました。 2022年もお盆までは綺麗な実を見ることができたものの、晴れ間が続くことが少なく、長雨やアナグマの食害に悩まされました。ですが、健やかな実を守る地道な作業を重ね、この年は長崎のぶどうだけでワインを造ることができました。 私たちのぶどう栽培の先生、西海市の岩永ぶどうさん。そして、実をつけるまでの草刈りや剪定、健康な実を守るための作業、そして収穫。お手伝いのみなさんに助けられました。 また

いわばえシャルドネ、開花2022年5月11日

いわばえシャルドネの今年の開花は、去年とほぼ同じ5月11日に確認が取れました。最初は3つくらいでしたが、ここ一週間で次々と咲き始め、小さな花火がたくさん集まっているみたいです。去年より開花のスピードが早い様子。 これからはお天気と相談しながら、ぶどうとの追いかけっこのように作業が続きます。幸い今週は晴れた日が続いていて、作業も順調に進んでいます。 今年は梅雨がまた早まるとの話も聞いています。どれくらいぶどうを守れるかわかりませんが、みんなのがんばりがどうか形になりますよう

もみじの伐採2022年1月26日

いわばえのシャルドネ畑を見守るように生えていた大きなもみじ。 夏は鮮やかな緑の葉を繁らせ、秋になると美しく色づき、私たちを楽しませてくれていました。しかし、この木が畑に木陰を作ることで、もみじの下の部分のぶどうの実づきが悪くなってしまうのです。 長い間悩んでいましたが、この冬切ってしまうことにしました。 スーパーシニア、浦川チームが少しずつ切っていきます。朝から切り始めて、切り終えたのはお昼過ぎでした。 切られた木は薪に。来年まで乾かして、薪ストーブに使われます。

剪定作業2022年1月21日〜

先週の金曜日から剪定作業が始まりました。残りも今日終わりそうです。作業にあたったみなさん、お疲れさまでした! まだまだ寒いけれど春はそこまで来ているようで、鳥のおしゃべりは日に日に賑やかになり、畑近くのミモザも黄色くなり始めています。 今年もいろんな意味で困難な年になりそうですが、挫けずにできることをやっていくしかありません。 ここからまたスタート。収穫を祝えますように!

訪問 studio gogo winery 2022年1月8日

先日福岡のとどろき酒店さんのワインプロジェクト、studio gogo wineryにお邪魔しました。というのも、2021年からいわばえのワインはstudio gogoの山田さんに造っていただくことになったからです。 共栄堂の小林さん、ドメーヌ・オヤマダの小山田さんと、錚々たるメンバーに造っていただいたいわばえのワイン。 山田さんは、その小林さんと小山田さんに師事して栽培、醸造を学んでこられた方です。その姿勢は真摯で、私たちにもいつも惜しみなく技術や知識などを教えてくださっ

収穫 2021年8月20日

早く始まった梅雨が明け、ほっとしたのもつかの間。長崎は記録的な大雨が続き、晴れ間が見えることがありませんでした。怖いほどの雨が降り続き、フォーシーズンズもいわばえも臨時休業。幸いにも土砂崩れなどの大きな被害はありませんでしたが、いわばえの畑は急斜面にあるため、病気の実を取り除くなどの作業をほとんど進めることができませんでした。 やっと小降りになり畑に向かうと、やはりシャルドネたちの病気が進んでしまっていました。雨が続いているので、糖度が上がるのをもう少し待ちたいところですが

最後の防除 2021年8月

今年もまた台風のシーズンが始まりましたね。先日の台風も心配でしたが、幸いにも傘はほとんどかかったままで、目立った被害もありませんでした。 糖度は上がってきていますが、今のところ晩腐病は確認できていないので、袋かけがよかったのかもしれません。毎年ここまでは割と順調なのですが、このお盆あたりの雨で病気が広がることが多いのでまだまだ予断を許さない状況です。 白く見えるのは先日散布したボルドー液。べと病は少し見え始めているので、これ以上広がることを防ぐためです。 ボルドー液とは、

梅雨明け 2021年6月〜7月

暑い日が続きますね。みなさんお元気でしょうか? 昼間に畑で写真を撮っていると、iPhoneが使えなくなってしまうくらいです。7月も終わりに近づいてきて、いわばえのシャルドネたちにも夏本番な強い日差しが照りつけています。 今年は早く梅雨に入ってしまいハラハラしていたのですが、雨もずっと降り続けるわけではなく夜には涼しい風も吹いてくれたおかげでしょうか、ぶどうたちもなんとか乗り越えてくれました。 袋がけも良かったのかもしれません。今のところ病気らしい実は見つかっていません。梅