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いわばえワインリスト

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ワインショップいわばえにあるワインリストです。その他、食品や雑貨等のご紹介も。
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2020年3月の記事一覧

ラ・ボルガッタ2014

カシーナ・ボルガッタのワインもおうちワインにラインナップしました。今日ご紹介するのは、ラ・ボルガッタ2014。バルベーラを使って造られたワインです。 北イタリアのピエモンテ州にあるカシーナ・ボルガッタ。いわばえにあるワインの造り手の中では最高齢ではないでしょうか。造り手のエミリオ・オリヴェッリの年齢は80歳を越えているそうです。1948年に妻のマリア・ルイーザが父親のワイナリーを相続してから、薬剤に頼らないぶどう栽培と誠実なワイン造りを続けています。 ややオレンジがかった

ロゼ2018

今日ご紹介するのは、ロゼワイン。造り手は、仏ロワール地方のシュベルニーにあるドメーヌ、エルヴェ・ヴィルマードです。 1995年に父から畑を譲り受けたヴィルマードは、数年かけて畑を増やし、父と同じようにぶどうを栽培していたのですが、マルセル・ラピエールとティエリー・ピュズラの作ったワインを飲んだことが転機になり、自然な造り方へと舵を切ります。 彼は「カテゴライズ(AOC)には興味がない。自分の作りたいワインを造るだけだ。関心があるのは、クリーンなぶどうからワインを造る、それ以

コエノビウム2018

久しぶりにコエノビウム2018、入荷しています。ワイナリーはモナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ、「ヴィトルキアーノの修道院」です。 コエノビウムもラテン語で「修道院」という意味。ベネディクト修道会シトー派の修道女たちが、ぶどうを無農薬で育て、醸造を行なっています。ワインは量り売りしていたものを瓶詰めして売るようになったんだとか。他にはジャムやチョコレートなども直売しています。 ラベルの説明を読むと、品種は2017年と同じで、トレッビアーノ45%、マルヴァジーア35%、ヴ

チンクエ2017

今日は伊トスカーナのキャンティ・クラシコ地区の南にあるレ・ボンチエのワインをご紹介します。チンクエ2017です。 造り手は、ジョヴァンナ・モルガンティ。「わら一本の革命」などで知られる自然農法の創始者、福岡正信に強い感銘を受け、「不耕起・無肥料・無除草」を実践。マメ科の植物を緑肥として利用し、ぶどうの木を1本ずつ独立させて低く仕立てるアルベッロで栽培。水はけの良い畑に、高密度で植えることで収量を抑えているため、凝縮感のあるぶどうができるのだとか。 艶のある深いルビー色。す

ベンヘ・ブランコ2018

先日エンビナーテのカナリア諸島のぶどうでできた赤ワインをご紹介しましたが、今日は白ワイン。ベンヘ・ブランコ2018です。 スペインのワインメーカーグループ、エンビナーテ。スペインの各地に畑を持っています。このワインの畑は、カナリア諸島の中で一番大きな火山島、テネリフェ島の標高1000mを越える場所にあります。ゴツゴツとした岩肌の見える畑では、300年の高樹齢の木と若い木が入り混ざって栽培されています。栽培も収穫も困難な場所です。(画像はラシーヌより) エンビナーテの志して

ベンヘ・ティント2018

スペインのワインメーカーグループ、エンビナーテ。スペインの各地に畑を持っているエンビナーテですが、今日はカナリア諸島の畑のぶどうでできたワインをご紹介します。ベンヘ・ティント2018です。 カナリア諸島は北西アフリカ沖に位置するスペインの群島。エンビナーテの畑は、その中でも一番大きな火山島、テネリフェ島の標高1000mを越える場所にあります。ゴツゴツとした岩肌の見える畑では、300年の高樹齢の木と若い木が入り混ざって栽培されています。 エンビナーテの志しているのは、スペイ

ミッレウーヴェ・ビアンコ2018

今日はイタリア北東部、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリアに在るニコラ・マンフェッラーリのワインをご紹介します。「1000のぶどう」の意味を持つ白ワイン、ミッレウーヴェ・ビアンコ2018です。 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリアは長靴のちょうど根元の部分で、オーストリア、スロベニア、アドリア海に接する地区。元・薬剤師だったニコラ・マンフェッラーリは、スロベニア国境近くに在る父の農園を引継ぎ、栽培醸造責任者となります。創業は1981年でまだ歴史が浅いのですが、畑の面積当たりの植樹数

ラ・ミッラ2014

今日は、北イタリアのピエモンテ州にあるカシーナ・ボルガッタのラ・ミッラ2014をご紹介します。 いわばえにあるワインの造り手の中では最高齢ではないでしょうか。造り手のエミリオ・オリヴェッリの年齢は80歳を越えているそうです。1948年に妻のマリア・ルイーザが父親のワイナリーを相続してから、薬剤に頼らないぶどう栽培と誠実なワイン造りを続けています。 品種はドルチェット。ピエモンテ原産のぶどうです。 濃い赤紫色。ダークチェリーやプラム、時間が経つとバラの香りも。クローブなどの

ローズ・ボッサ2019

(売り切れました) 【品名】ローズ・ボッサ2019(Rose Bosssa2019) 【造り手】ストゥディオ・ゴー・ゴー (studio gogo) 【国】日本 福岡 【品種】巨峰 【タイプ】白 / スティル 【商品番号】292 入荷はLINEでお知らせします。お問い合わせ、ご相談はメールの他、instagramやfacebookでも承っております。お気軽にご連絡ください。 インスタグラム @iwabaewine フェイスブック@iwabaewine LINE@iwa

バルベーラ・デル・モンフェッラート 2018

今日は、北イタリアからテヌータ・ミリアヴァッカのバルベーラをご紹介します。バルベーラ・デル・モンフェッラート 2018です。 ミリアヴァッカは、1920年以来ブレッツ家が経営しているワイナリー。イタリアで最初にビオディナミ農法の認証を受けた造り手です。自然のリズムを尊重し、土壌とぶどうの力を高める栽培法を続けています。 ぶどう畑の隣で牛を飼い、その餌のための飼料と穀物を生産。その牛糞から作られた肥料がぶどう畑に使われます。化学製品を一切使用せず、自然に発酵させたぶどうは大き

カラカラ ビアンコ 2018

いわばえに久しぶりに届いたラ・カラブレッタの白ワイン、カラカラ ビアンコ2018のご紹介です。 ラ・カラブレッタはシチリアにある4世代続くワイナリーです。数百年前からのこの地域に根ざすワイン造りの伝統を守っています。 古代から活動しているエトナ火山の麓に位置し、畑は600mから1000mの標高にあります。溶岩由来の火山性の土壌はミネラルを多く含み、日中の熱を夜まで保ちます。また日照量が多く、昼夜の気温差が大きいため、凝縮感のあるぶどうを収穫することができます。 品種はグリ

アソール2018

イタリアのつま先カラブリア州で個性溢れるワインを造るワイナリー、ラーチノ。今日はロゼワインをご紹介します。ロゼを意味するrosaを逆読みしたアソール2018です。 ラーチノは、2006年に故郷カラブリアと自然派ワインをこよなく愛する3人組が共同出資して立ち上げられたワイナリー。カラブリアの豊かな自然を映したワインを造るために、農薬に汚染されていないぶどう畑や土地を探し求め、開墾し、土地に強く根ざしたぶどうを無農薬で栽培。 このアソールも、カラブリアの土着品種であるマリオッコ

ジラモンド2018

今日はコーラ・ロッソが大好評だったラチーノの白、ジラモンド2018をご紹介します。「ジラモンド」とは、「世界を旅する人」という意味だそうです。マルヴァジーア100%で造られているのですが、このぶどうはギリシャのクレタ島を起源とし、島々を渡り、イタリアにたどり着いたと考えられているそう。そのぶどうがイタリアのつま先、カラブリアに根づき、そのワインがまた日本まで旅していることを思うと、素敵な名前だなと思います。 輝く金色。少しオレンジがかっています。オレンジやパイナップル、白い

コーラ・ロッソ 2017

南イタリア、カラブリアのワイナリー、ラーチノのコーラ・ロッソ。2017年を入荷しました。 ラーチノは、2006年に故郷カラブリアと自然派ワインをこよなく愛する3人組が共同出資して立ち上げられたワイナリー。カラブリアの豊かな自然を映したワインを造るために、農薬に汚染されていないぶどう畑や土地を探し求め、開墾し、土地に強く根ざしたぶどうを無農薬で栽培。 このコーラ・ロッソも、カラブリアの土着品種であるマリオッコ主体で造られています。 健全な輝きを持った紫がかったルビー色。