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エッセイ

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#note

たのしいのに、生きたくないとはどういう状態だろうか。

たのしいのに、生きたくないとはどういう状態だろうか。 毎日たのしいことは、横たわっている…

izuha
5か月前
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しらない世界で生き延びる

時折、途方もない問いに出会うときがある。 訪れるのは突然で、腰に力が入らなくなり、拍子抜…

izuha
6か月前
10

せいかつのなかに佇む 書くこと、読むこと

生活をするなかで、「書くこと」と「読むこと」がそれぞれ自分の中でどのような役割がしている…

izuha
6か月前
12

2024年の抱負

仕事(ライフスタイル)で行く道を探る、見つける仕事(ライフスタイル)をどうしていきたいか…

izuha
7か月前
21

胸に響くフロア

友人からライブ映像を共有してもらった。雑音が小さなライブハウスに響いている。そこはどこか…

izuha
7か月前
6

会話についての会話

Aさん:私は会話が苦手なんですよね。 私:会話ですか? Aさん:はい。私の会話のイメージは…

izuha
8か月前
4

日々出会う情報

日々出会う情報で、何か、何処か気持ちの悪いものがある。 映画を観ているとき、オチに向かって誘導されていると感じるときがある。その「誘導」が心地よく感じるときもあれば、そうではなく心地悪く感じることもある。 僕らは透明人間ではなく、幾つもの細胞で作られた、実体のある人間である。他者から自分という物質を眺められたときに、透けて見えているみたいに、私たちの中に何かを注入しようとする情報発信の仕方がある。情報とは、ネガティブな方が敏感になりやすいとどこかの本で読んだことがある。

いつまで

僕らはいつまで生きればいいのだろう。 近代以降、コンピュータが発達して得られる情報も増え…

izuha
1年前
8

電車の中

東武スカイツリー線で北千住から曳舟へ向かっています。目的地は渋谷です。窓の外に流れる景色…

izuha
1年前
11

私(たち)が探している

「わたくしたちは、そういう仲間を探してるんだと思うんです。」 そのような言葉が僕の耳に届…

izuha
1年前
13

言葉の重力

私には重さは感じない あなたには重たく感じる 私には重たく感じる あなたには重さは感じない…

izuha
1年前
13

淋しく、眠れぬ夜に

無限の夜に、ふと寂しくなる 暗い部屋の中で小さい火の灯りを眺める 「今日も1日頑張った。え…

izuha
1年前
26

水になる

あなたが好き. ただそれだけでいいはずなのに. 日に日に思いは増して 気づくと待っている私が…

izuha
1年前
9

52Hzの鯨とチューナー

海を漂う鯨 30Hzの鯨,52Hzの鯨 ふとした時に見えるその寂しげな表情. 海底3000m. 世界の深淵. ブラックホール. 心の奥. その寂しさを,飼い慣らせない孤独感を,何かが覆っているような気がして,距離を感じてしまう. その周りだけ,周波数が違う. 分かり合えない. 声が聞こえない. 深海で発するもの全てが泡になって消えていく. ぽつりとあるチューナー ゆっくりでいい. 少しずつ周波数を修正していく. 孤独感を癒すように. 無理に変えようとせずに包み