この仕事を選んだわけ
「働く人にインタビュー」
学校でそんな課題を持って帰ってきたね。
そのときは、きちんと伝えられなかったから、
改めて私が『この仕事を選んだわけ』を
伝えておこうと思う。
(インタビューのときにちゃんと答えてよって
思ってるかもだけど、そこはごめん。許してね。)
*
私がこの仕事を選んだわけ。
それは、
なぜかそのことを考えるとワクワクしたから。
ハッキリ「これだ」と断言できた
わけではないけれど、
なぜかそれ以外の選択肢は
自分の中にはなかったの。
*
10歳くらい?
いや。それよりもっと小さい頃から、
食べることが好きだった。
病院嫌いの私が病院へ行くときは
「終わったらプリン買おうか」と言われて
買い物に付き添わないといけないときは
「帰りに今川焼き食べようか」なんて言われ
すぐ食べ物に釣られて動いていた。
お母さんと一緒にコロッケを丸めたり、
ハンバーグを捏ねたり。トンカツを揚げたり。
そんな時間も好きで。
だからかな。気づいたときには
なんとなく食べ物に関わる仕事がしたいなぁって
思っていた。それ以外考えもしなかったくらい。
*
高校生のとき。
家庭科の授業で、栄養バランスを考えた献立を
考える時間があってさ。
食べ物ってすごい!ってワクワクした。
もう、気づいたら「食べ物を通して人を元気にする
栄養士」になるんだろうなと。
それ以外の選択肢はなかったんだ。
そんなこんなで、栄養士の学校行って、
栄養学の面白さにハマり、
管理栄養士の資格までとっていた。
大学生になって高校の部活に顔を出したとき、
後輩が食べれなくて悩んでる姿をみて、
精神的に苦しんでいるのを聞いたりした。
そんな時期と、
食べ物が心の問題にも影響することを
知った時期が重なって。
食べ物を通して人の心を豊かにしたい。
なんて思っていた。
食べ物の可能性を知るほど、ワクワクしたの。
*
食べ物×心
その分野を自分のやりたいように探究したり
挑戦できるのが今の職場だった。
実家から通える場所。もっと働く人に優しい場所。
そんなところも色々見てて。
メリット・デメリットを表に比べても、
今の職場を選ぶ理由なんてなくて。
「やっていけるのかな」
「お母さんに申し訳ないな」って
不安の方が大きくもあった。
それでも、なんでか
今の職場以外の選択肢は自分の中になかったの。
不安の裏にある「やってみたい」というワクワクが
消えなかった。
これが私が #この仕事を選んだわけ
なんとなく。自分の感覚のままに
選んできたけど後悔はなくて。
今がすごく面白くて。楽しいんだ。
*
なんとなくでいい。これが好き。ワクワクする。
そんな感覚を消さないで。
自分の思う道を歩いていこう。
考えすぎなくても大丈夫。
理由なんて後からつければいいと思うから。
何を大事に歩いて行くかはあなたの自由。
1つの選択肢としてこういう考え方も
知っておいてもらえたらなぁ
なんて思っています。
あなたがどんな道を歩くか楽しみな "いず"🌿
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