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暮らしに願いを叶える「願い事手帖」 1月−1

 毎年、年末が来るたびに「今年もあっという間に終わってしまった。何もできなかったなあ」と感じる人も多いのでは。でも、日々の暮らしの中でできたこと、叶ったことは誰でもたくさんあるのです。幸福感を貯金するための、願い事の手帖術をお送りします。

小さな暮らしの願いをたくさん書きだしてみましょう

 毎日の暮らしの中で、私たちはたくさんの「こうなったらうれしい」という思いを積み重ねています。例えば「この隙間にぴったり入る収納家具がみつかる」「卵焼きを焦がさずに焼けるようになる」など。

 勉強をして資格を取るとか、貯金をして家を買うといった大きな願いは、簡単には叶いませんが、暮らしの中の小さな願いは、「ちょうどいいのがみつかった!」「今日は上手にできた!」などといった形で、日々小さく叶っているのですが、些細なこととして見過ごしていることも多いもの。

 こうした暮らしの願いを、できるだけたくさん、自由に書きだしてみましょう。ポイントは、「〜しなくてはいけない」というTO DOリストにしないこと。やることが増えて息苦しくなってしまいます。あくまでも「気がついたらできていた」「思いがけなく叶ってしまった」というように、棚ボタ式で書いてみましょう。

 大きな願いも、小さな願いも、一緒にまとめてどんどん書いていくのがコツ。「使いやすい菜箸がみつかる」「英検の試験に受かる」といった願いが、並列に書かれていてよいのです。暮らしというのは、こうしたさまざまな願いが同時進行しているもの。とにかく思いつく限り書いてみましょう。

 書くときは、その願いがすでにかなって、うれしい気持ちやすっきりした気持ちでいる自分の状態を思い浮かべながら、「〜したいな」「〜できますように」ではなく、「〜できて満足している」「〜が手に入ってとても気分がよい気持ちになっている」といった表現を使って書きます。
 「どんどん」「さくさく」といったオノマトペ表現を使うのも効果的。いっぱい書きだすことで、自分の本当の思いが改めて見えてくることも。

 たくさん書き出せたら、次の記事でご紹介する方法で、達成感を積み重ねていきましょう。

■ 季節のくらし仕事ー小さくてやさしい家事 冬 by izoomimomose


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