夏の調理の衛生管理 6月−2
湿気と温度が上がってくると、キッチンの衛生管理が気になります。食中毒菌を発生させないよう、対策をしておきましょう。
菌の繁殖を防ぐ3大ポイントは、
「よく洗う」
「加熱する」
「乾燥させる」
ことです。手も食材も十分に洗ってから調理を。
漂白剤・アルコールなどによる消毒も有効ですが、食品を扱う場所なので、一番安全で効果があるのが熱による消毒です。熱湯食毒を心がけるのもよいのですが、食器洗い機や食器乾燥機がある人は大いに活用して。高温での洗浄、乾燥で菌の繁殖を押さえることができます。
紫外線が含まれる太陽光も、大きな味方。
多くの人がやっている、「1日の終わりにふきんを洗ってキッチンに干して寝る」方法は、いちばん雑菌が繁殖してしまうやりかたです。どうしても夜洗いたい場合は、洗ったあとポリ袋に入れ、電子レンジで1分ほど加熱してから干すか、朝洗って天日によく干すようにしましょう。
どちらにしても、キッチンの布類は雑菌が繁殖しやすい場所。食器洗い機を活用してなるべくふきんの出番を減らしたり、ある程度使ったら廃棄できる不織布タイプのものを使うなどして、菌の繁殖を抑えて。
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