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一ヶ月の食費39.953円は高いの? 安いの? ってかそれ、意味ないかって話

先日、一ヶ月の食費いくらかわかんないからアプリつけだした! という日記を書きました。ほんで、めでたく7月分の集計ができたので、約束通り(ってか勝手に一人で約束したんだけど)こちらでご報告。
(太鼓の音)テケテケテケ
大人2人 コロナで在宅テレワーク3食分 7月の食費は39.953円でした。
外食は除く。っていっても、コロナでほとんど外食してないから、それ足しても45.000円ぐらい。冒頭写真のようなごちそうの日も、あった。

これは、高いの? 安いの?

「きのう何食べた?」のシロさんに倣うという個人的企画だったけど、到底25.000円は無理だ。PICARDでホールパイやクロワッサン買いたいし、紀伊国屋でめずらしいビールやアイスも買いたい。ハーゲンダッツを我慢するケンジみたいには、到底私はなれにゃい。
でもあれは、ランチは各自負担で入っていないんだろうから、コロナで在宅テレワークずっと家で食べてます! 状態のわが家としては節約できたほうなんじゃろか。

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最後の方はほぼゲーム感覚になってきて、4万円以内に収められるかもしれないとわかった時点で、残りの金額をスイカにチャージして、その中で買うようにしてみたり。最終日なんて、パスタ茹でようとしたら1人分しかなく。食材使い切りの極限に達していたので代替案がなく、泣く泣くアプリ見る。そうしたら4万円まであと289円だったのじゃ。お、これならパスタが買えるかも!?
そう思ってスーパーに言ったら148円のパスタを売っていた。ほくほく買った。結果の39.953円。ヤッター! 心の中でガッツポーズ取ったよ。
それで、そうか、食費の節約って、こんな風にゲームみたいな側面もあるんだなということを改めて思ったんだった。(そんな風に思えることに感謝もしなくちゃいけないな、とも思う。生死がかかっていたらそんなことは到底言えない)。

それにしても、これまで主婦雑誌みたいのでさんざん語られ続けてきたけど、一ヶ月の食費がいくらかということを、家族構成もライフスタイルも違う人達の間で競い合ったりざわつき合うことに、なんか意味があるんだろうか。
食べ盛りの男子学生が2,3人いりゃ米代だけで跳ね上がるだろうし、ビールがぶ飲みされたら酒代で倍額ぐらいに簡単になる。
食費って、そういう「プライベートな世界のこと」なのに、いざ金額をズバリ言われると、それぞれがなんだかざわついてしまう。安いほうは、なんやかんやちゃちゃ入れして、私みたいに釣られて挑発に乗って倹約ゲームにはまったりすることもできるけど、高い方はあまりしゃれにならない。

「4人家族だけど食費は15万以内に収めてるのよ」
「飲み食いに年間300万はないと足りない。老後が本当に心配」。
はい、いずれも実際に聞いた話。

まあ、たぶんいろいろ事情が違う人達の間で「食」だけは共通して語れる部分があって、そこが一番倹約しやすいからなんだとは思う。でも、「食」こそが個人のライフスタイルの差を浮き彫りにしてしまう面もある。知人においしいと紹介されたオリーブオイルが6.000円だったりとかさ。もう、いろいろ。
とにかく、お金の話は金額が出たとたん相手の心をざわつかせてしまうきっかけにもなるから、家族以外の間では口にしないのが一番だと思うんだけど、「食費が安く済んだ」だけは、いろんな場所で市民権を得ているのが、なんだか不思議でおもろだなと思う。

んで、私の7月の食費は高かったのか安かったのか。そんなの考える必要もないんだろうけど、とりあえずあんな食生活だとこのぐらい、ってのはわかった。それをこんな風に外に向けてさらすことに、あまり意味がないことも今回ようわかった。
問題は食費に迫る愛犬の医療費のほうで、これはどうにも節約できないので涙目が続く、ということです。どうしましょ。

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