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季節のくらし仕事ー小さくてやさしい家事

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毎週、今日ちいさくできる季節のくらし仕事をひとつづつ。生活コラムニストとして積み重ねてきたくらしの記事を配信しています。
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2020年2月の記事一覧

お風呂そうじは入浴タイムに 2月−8

お風呂そうじは入浴タイムに 2月−8

 寒い冬はお風呂掃除もつらいもの。汚れは冷えると落ちにくくなるので、浴室もからだも温まっている入浴タイムに済ませてしまうのが一番です。

 特別な洗剤はいりません。掃除用ブラシを浴室に常備して、シャンプーやボディソープをつけてこすれば湯垢や黒ずみは落ちます。私はからだを洗ったついでに、泡だった石けんを汚れている場所につけて、入浴のついでにちょこちょことそうじしています。最後にからだと一緒にシャワー

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冬のお風呂を楽しむために 2月−7

冬のお風呂を楽しむために 2月−7

 ふだんはシャワーだけで済ませているという人も、冷え込む日が続くこの季節はぜひお風呂タイムをゆっくり取って温まりたいもの。お風呂は体を温めてからだの疲れを取るだけでなく、気持ちにたまった嫌なことも洗い流してくれる、大切な癒しの時間。お風呂大好きな私としては、ちょっとした工夫でお風呂タイムを楽しんで、寒い冬を乗り切りたいなあと思うのです。

 その前に、ひとつ大切なこと。家庭のお風呂事故を防ぐ配慮に

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ペットボトルでブーツキーパー 2月−6

ペットボトルでブーツキーパー 2月−6

 ブーツや長靴などは、湿気や水気を含むことも多いのですが、通気性が悪いので乾燥しずらいのが難。また、デザインによっては自立しないタイプのものもあるので、収納も気になります。

 そこで、ブーツ用の乾燥剤やブーツキーパーの出番となるのですが、専用のキーパーを使わなくても、ペットボトルを中に入れておくだけでも、型くずれ防止に役立ちます。簡単な工作ですぐ作れるので、ぜひ作ってみて。まず500mlのペット

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冬の靴の臭い対策、これだけやれば無敵 2月−5

冬の靴の臭い対策、これだけやれば無敵 2月−5

 ブーツやボアのついた冬用の靴は、通気性が悪いために臭いが残ってしまいがちです。外出先やお店で靴を脱いだら、もわっと嫌な臭いが……。そんなトホホな思いをしないように、しっかり対策しておきましょう。足の臭い対策は3ステップ。まず足を清潔に。そして靴下、靴。どれか一つ欠けてもNGです。

 足の臭いを防ぐには、まずはなんといっても足を清潔に保つこと。ブラシを使って足の指の間や爪のまわりまできれいに洗い

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冬の靴のマストルール 2月−4

冬の靴のマストルール 2月−4

 人は足の裏から大量の汗をかくため、一日履いて湿った靴を完全に乾かさないまま履き続けると、雑菌が繁殖して臭ったり、靴の痛みの原因に。冬は特に、すっぽりと足を覆う革靴やブーツなど通気性の悪い靴の登場が増えます。また、雪や霜のある場所では、湿気を含むことも増えるため、特に靴の臭い対策が必要な季節。ローテーションを心がけて、少なくとも2〜3日は間を空け、完全に乾燥させてから履くようにしたいものです。

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湯たんぽがうれしいわけ 2月−3

湯たんぽがうれしいわけ 2月−3

 学校の保健室に勤務している友人から聞いた話です。冬はおなかが痛い、だるいと保健室にやってくる生徒が増えるので、湯たんぽを作ってあげるのだそうです。すると、たいていの子は湯たんぽを抱えると痛みやだるさを訴えるのをやめ、満足げに教室に戻っていくのだとか。

 しゅんしゅんと湯気を立てるやかんのお湯を湯たんぽに入れ、布でくるんで渡す。受け取る子は湯たんぽと一緒に、先生がそれを作っている時間の暖かさも受

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テーブルクロスを変えるだけで節電? 2月−2

テーブルクロスを変えるだけで節電? 2月−2

 冬場の電力消費が増える理由のひとつが、照明の使用時間の増加です。日没時間が早まるので、電気がついている時間も増えますよね。とてもシンプルな方法ですが、カーテンやラグマットを白っぽい色にするだけで太陽光や照明が反射してレフ板のような役目を果たします。これだけで部屋が明るい印象になり、照明のつけすぎを防ぐ効果があります。

 秋から冬にかけては、茶系など落ち着いた色合いでインテリアを揃えたくなります

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小さく心がけたい、冬の節電 2月−1

小さく心がけたい、冬の節電 2月−1

 気温が下がってくると水温も下がり、湯が湧くまでの時間もかかるようになります。節電は夏だけのものと思いがちですが、実は家庭の消費電力は夏よりも冬のほうが多いこと、ご存知でしたか? 毎日小さな工夫を重ねることで、かさみがちな暮らしのエネルギーを、なるべく少なくしていきたいもの。今回は、冬だからこそ心がけたい、エコのコツを。

 まずやっておきたいことが、冷蔵庫の設定温度を上げること。そして自動製氷も

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