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1人の少女が始めたヘアドネーション活動ー女子高生ヘアドネーション同好会に注目

昨年、社会貢献教育ファシリテーター研修で訪れた高校で、「ヘアドネーション」を知っている、と挙手する高校生が意外に多くて、結構浸透しているんだな、という感想を持ちました。ヘアドネーションは度々ニュースでも取り上げられているので、「髪の毛を切って寄付することでしょ」と知られているようです。

ヘアドネーション(Hair Donation)とは。

ヘアドネーション(英: Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。(Wikipediaより)

そんな中、Twitterで見かけたツイートに目が留まりました。

13箱!173kg!!

髪の毛を受け付けているのは、群馬県で活動している女子高生ヘアドネーション同好会。

群馬県にある、ぐんま国際アカデミーの生徒が中心となって活動を行う頭髪寄付のためのウィッグ制作を行う女子高生ヘアドネーション同好会。同学校のみならず県内・県外の女子高生が所属している。2017年の4月から活動を開始、2018年3月には、ウィッグ第一号が完成し、県内の病院に入院する11歳の女の子に無事届けることができた。現在は第7号完成に向け、日々活動中。(女子高生ヘアドネーション同好会のサイトから)

漫画で描かれている内容も心を打たれました。ここでは漫画をクリックしても大きくならなくて残念・・・なので元のツイートを見ていただけると嬉しいです。

ヘアドネーションで寄付できる髪の毛の条件は、受け入れ団体によって違うようですね。そのことも漫画を通して知りました。

2017年にひとりで始めた活動が実を結び、今では多くの女子高生が同好会で活動をしている模様。学校の先生にもヘアードネーションに協力してもらうなど、共感の輪が広がっていく様子が伺えます。

「自分のやっていることが理解されない。仲間がいない。そんな時は、まず1人の仲間を見つけましょう。そしてそれぞれがもう1人ずつ連れて来るようになれば、仲間の輪は確実に広がります。」これは、以前、日本ファンドレイジング協会代表理事の鵜尾さんからお聞きした言葉です。

女子高生ヘアドネーション同好会、今後の活動にも注目!です。


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