1人ムービー感想『Half of it ~面白いのはこれから~』

Half of it 〜面白いのはこれから〜

どうも、yo-daです。

今回ご紹介するのは、Netflixで公開された恋愛映画〈Half of it〜面白いのはこれから〜〉です。

【あらすじ】

成績優秀な文学女子チューイは学校のマドンナを振り向かせたいアメフト男子の依頼を受けてラブレターの代筆をする。次第に男子とマドンナの関係は近くが主人公も同様にマドンナへの想いに心が揺れていく・・・。

 【監督】

監督は　Alice Wu（アリス・ウー）さん。

MITとスタンフォード大学でコンピューターサイエンスを学んで学位を取得したのちに、マイクロソフトでソフトウェアのデザインに携わっていたという才女。

主人公のチューイ同様に、中華系のルーツを持つ方です。

【キャスト】

主人公：リア・ルイス(LEAH LEWIS)

アメフト男子：ダニエル・ディーマー(Daniel Diemer)

マドンナ： アレクシス・レミール(Alexxis Lemire)

主人公のリア・ルイスは普段の写真を見ると、お化粧も相まってとても可愛らしい顔つきなんですが、本作品ではより質素な感じのため、男の子のような雰囲気も垣間見えます。

またマドンナとして登場する、アレクシスレミールがまぁ綺麗。

派手さはないけれども、どこか知的なラテン系の美女という感じで、マドンナ役としてはとても好感触でした。

 【評価】

点数:4.5/10

【感想】

まず友達にオススメするかというと、僕はオススメしません。

どちらかというと予告編から女子高校生間の恋や、アジア系俳優が主人公など、目新しい要素が含まれていたので期待値が高かったという方が正しいかもしれません

ただ恋愛映画では魅力の一つでもある感情の移り変わりよりも展開が速すぎた点や、アメフト男子の感情がぶれすぎで、キャラクターが立っていない点が、自分としては気になりました。

点数でいうと4.5/10なのですが、新しいものを描こうとするチャレンジ性が垣間見えたので、その点は素晴らしいと思いますし、見る人によっては感じ方もまた異なるでしょう。

上から目線になっていますが、ただの一感想ですのでお許しを。

【本作の見どころ】

ポイント１：女性間の恋も含めた三角関係

　田舎町の学校での恋愛モノはよく見られますが、この作品には新しい要素としては10代女子同士の恋です。最近は多くなってきたましたが、それでも女子同士の恋愛物はそこまで多くない印象です。っ先ほども述べましたが、主人公の顔つきがまたなんとも言えず良いんです。女性ぽい表情の時もあれば、時折男の子のような顔にも見える。同性愛の考えが広く受け入れ出している世間の風潮も影響しておりますね。

ポイント２：アジア系俳優の波。

最近は今まで脇役を固めていたアジア系という立ち位置から、主人公格をアジア系俳優が演じるということが多くなってきましたね。

僕が他に見た中では、Netflix〈好きだった君へ〉や、ハリウッド映画〈クレイジーリッチ〉などここ2,3年でアジア系俳優がメインを飾ることが増えてきている印象です。

そこまで見た目を意識しているわけではないですが、主人公がアジア系ですとより親近感があって、ストーリーに入り込みやすくなる点もあるのは良い点ですね。

ポイント３；詩を題材にした演出

　本作はラブレターの代筆から物語が始まるように、所々に詩が散りばめられている、詩を通して相手への愛が表現される。

ただし、とてもロマンティックなんだろうとは思うんですが、僕は特にアメリカの詩に詳しくはなく、またこれが日本の詩を引用していたとしても、自分の肌にはあまり合わない印象ですね。

【まとめ】

個人的な評価としてはそこまで高くはないです。

ただ、新しい恋愛映画というNetflixのチャレンジ性が見えてよりいろんな映画コンテンツが充実してくれそうだと期待が持てる作品でした。

皆さんも在宅で過ごす今こそ一度ご覧になってはいかがでしょうか。

以上