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008 CORIAN

・メーカー名:デュポン・MCC株式会社
・訪問月:2020年02月
・所在地:東京都港区南青山1-15-9
・URL:https://www.corian.jp/

土素材の建材の次は、石素材を模した建材「コーリアン」のショールームにお伺いいたしました。

コーリアンといえば、誰もが知っている「人工大理石」の代表格的な建材なので、キッチンカウンターや洗面台にに使われている印象が大きいかたも多いかもしれません。


ショールームの場所は、地下鉄東京メトロ千代田線「乃木坂駅」から徒歩5分程度。重厚感のある上品なビルの5階で、外からはショールームの存在に気づかず通り過ぎてしまうほどです。

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そんな、ひっそりとしたショールームですが、1歩中に入ると全102種類のコーリアンと、コーリアンで制作された製品たちがお出迎えしてくれます。

小さなサンプルではわからない繊細な模様や光沢感・質感が確認しながら、スタッフのかたがそれぞれの特徴や注意点を丁寧に解説してくださり、作れる可能性が広がるとても贅沢なひとときです。

切ったり曲げたり、掘ったり削ったり出来る、コーリアンは、まるで工業製無垢材のようでもあり、また、大きな意味ではひとつの建材ですが、色や模様によって光を透過したりしなかったり出来ることが異なったりと、思っていた以上に奥深い素材でした。


そうそう、コーリアンのもうひとつの印象といえば、「造形自由度の高い建材」ではないでしょうか。実はこれまで、キッチンカウンターなどに使用されるコーリアンは板材で、複雑な形状のコーリアンは液体を型に流し込んで作っているとばかり思い込んでいたのですが、基本的には全て板材のコーリアンを加工して作っているのだそうです。

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かなり複雑なこんな形状も板を熱で曲げたり貼り合わせたりして作っているというのですから驚きです。


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ちなみに、こちらのベンチ?は、敷地模型の起伏ように板状のコーリアンを積層してから、やすりがけをして仕上げているのだとか(だからシマシマなんだーと納得です)!

しかし、そこまでするより型を作って流し込んだほうが早いのではないか?という疑問が 頭の片隅から離れず「それって無駄努力じゃないですか?」と、思わず失礼な質問をぶつけてしまった私なのですが・・・。

「あくまでも板の会社なので!」と爽やかな笑顔で回答をいただきました。

製品への信頼と誇り、そしてチャレンジ精神に感銘を受けたショールーム体験でした。ありがとうございました。


そうそう、ショールームがあるビルの斜め向かいにある「旧乃木邸」のお庭が、ちょっと仕事に行き詰まったらお散歩に行きたいような素敵な場所でした。

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川澄一代建築設計事務所を主宰しています。 半分仕事で半分趣味くらいの位置づけでの「ショールーム巡り」の備忘録です。オリジナル製品のお店もたくさん行きたいし書きたいのですが、まずは一般的にメーカーと呼ばれているところを中心に訪問しようと考えています。https://kiao.jp/

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