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リモート交換日記を始めたら、46日で後輩と仲良くなった|交換日記#03

こんにちは、エンジニアをしております森屋です。

今年に入ってから、諸般の事情によりリモートでの交流がメジャーになりましたね。
zoomをはじめ、リモート飲み会用、MTG用のツールが色々と試された数ヶ月だったのではないかと思います。
zoom飲み会はiYellでも多く実施されており、もはや主流のコミュニケーションになりました。

今回は、このiYellook(iYellのブログ)を運営する5人のブログチームで新しいリモートコミュニケーションを試したお話を書きたいと思います。
先に書いてしまいましょう、その名も

★100日交換日記!★

懐かしのあの『交換日記』を、遠隔で行おうというものです!
これを100日間5人で続けてみた結果、何を得たのか?今回はそんなお話をしたいと思います。
一昨日、昨日と公開してきて、今日は第三弾です!
飲み会以外の新しいコミュニケーション方法をお探しの方必見。
この数ヶ月コミュニケーションに悩んだ方必見。
真面目にこの交換日記の効果について語ります!

詳細を語り出す前に、対面コミュニケーションからリモートコミュニケーションに変わった時の課題あれこれから考えたいと思います。

リモート交流に立ち向かう…!

そもそもリモート交流が流通したのは、直接会うことができないこの環境下において、コミュニケーション不足が発生しないよう考えられたものでしたね。
iYellのように、社内の仲の良さを大事にしている会社であればこれは大事な施策です!

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▲対面であれこれできていたあの頃…!

リモート交流で主流のコミュニケーションツールには
・チャット
・電話
・ビデオ通話
などがあるかと思います。
ここで!私のような家で一人ゲームをやるような生活をしていると、仕事以外ではなかなかこれらのツールを使う勇気が出ない!
私のように苦手意識がある人もいるんじゃないかな〜と思い、課題を挙げてみました。

  ・自分の状況に気付いてもらうには、発信をしなければいけない
  ・レスポンスが遅いと信頼ダウン↓↓ レスポンスの速さが信頼になる
  ・要件を伝えるためにまずは文章化する必要がある

仕事でも必要なことですが、自分からの発信、即レス、要件をまとめる。どれも意識して行わないと難しいです。
さらにこれが仕事ではなく私用となれば、難易度がぐっと上がる気がします…!私だけでしょうか?いえ、結構いますよね?自分のことを発信することが苦手な人。
自分のことだけでなく、状況が気になる部下や同僚に声をかけることも、お互い上記の課題をクリアできないとコミュニケーションがすれ違ってしまうこともあるのかも。

今回試した交換日記では、これらの課題に対してはよく効きました。

  ・自分の番が回ってくれば発信の場になる。
  ・自分の時間で伝えたり受け取るができる
  ・文章化するためにある程度時間がかけられる
  ・相手の状況がとっても把握できる!!

これだけ見るとそれでも苦手〜と思う方もいるかもしれませんが、そんなに大したことを書こうとしなくても意外とコミュニケーションは取れました。ちょっとしたルールに沿って日常を書くだけです。
中身なんてなくていい!交換日記ってこんな感じじゃなかったっけ?

あの頃を思い出せ!

あの交換日記はいつ終わったんだろう…という思い出がたくさんあるのですが、私が小学生・中学生だった頃、交換日記は頻繁に行われていました。
もちろん紙のノートで色ペンとか使って見開き1ページが1人の担当であることが多かった気がします。交換日記専用のノートも販売されていましたね。雑誌の付録についていたこともありました。懐かしい…話が脱線しそう。

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▲あの頃を忘れた大人が頑張ってノートで再現してみた結果

今回は遠隔で行うことを前提に、以下のことができるものを探しました。

1,自分たちだけが見れる場所であること
 かつての交換日記があんなに赤裸々だったのは、閉ざされた空間だったからじゃないだろうか!交換日記に参加したメンバーだけに共有される秘密の空間だったから書けたこともたくさんあった気がする!ということで、社内や不特定多数の人の目に触れない場所であることを意識しました。

2,画像が載せられる
 悲しいかな、大人になってしまったので。100日続ける中で「とりあえず」な文章になることを恐れての施策。1ページをどう彩るか考えていたあの時とは違う、ということで、意識的に画面を明るく、ほんの少しの手間を加える努力をしました。

3,文字数の制限が(ある程度)ない
 語りたい時は語ればいいじゃない!ということで、何十字、のような制限がないものにすることにしました。

できるだけあの時の状態を再現できる方法を考えたわけです!

守られなかったルール

探してみたのですが、手軽に交換日記できるツールが見つからず。とりあえず、すぐに始めたかったので今回は上記を満たす日記機能があるmixiを使わせていただきました。

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交換日記の機能はないので、それぞれ順番に日記を書く、という方法ですね。

メンバーは5人なので、書き終わったら次の人に一言連絡するようにして順番に日記を書きました。
実際のルールはこんな感じ

・書き終わったら次の人に連絡
・画像は1枚以上載せる
・「○日目担当の○○です」からはじめよう
・内容は自由

これだけです!超簡単ルール!
しかしこのルールが100日間守られることはなかった…笑
思いのままに綴っていると、自分色が強くなるというか、みんな小さくルールを破り始めたり忘れたり…?
でも、ルール厳守の空気がないということ自体成功と言えるのかもしれません。
iYellは誰もが認める仲がいい会社ですが、先輩後輩の節度はしっかりとあり、ルールと決めたことは守られています。が、破られました。いつから破られたのか?

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▲10行ほどで完成されたシンプルな日記だった…

46日目からだった。つまり、46日目からこれが仕事でありルールであり先輩との約束事であることを忘れ、まるで友人に接するようにこのツールを利用したということが推測できる。うん。
(もちろん、最初からそんなお堅いものではないですが笑)
交換日記が成立する人数で、今回は100日という日数行ったことで、コミュニケーションツールとしてかなりの役割があることがわかりました。

交換日記で得たもの

対面でコミュニケーションをすることで得られる1番の利点は、相手を五感で感じることができることかなと思っています。
表情や声や匂いや触れること。これはきっと今の技術では全てをリモートで行うことはできなくて、会うことに勝る交流方法はないかなと思います。

でも、時間をかけて作られた作品が素晴らしいように、思いのこもった手書きの手紙に温かさを感じるように、会うこと以外のコミュニケーションが足りないものを埋めることもあるわけです。

今回の交換日記では、対面ではないので五感で感じられなくなった分、趣味嗜好や考え方などの深い話からその日あった何気ないことなど、相手のいろんな面を見ることができました。

プレゼンテーション1

仲良くなりたい先輩後輩がいる方、チームの仲を深めたい方、ぜひおすすめです♪
この100日の思い、まだまだ続きます!
明日もお楽しみに!

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