2日連続で褒められてビビるアラサー

今日はスカイマークの冬ダイヤの発売日なので、
朝から仕事もそこそこに格闘していた。

毎年恒例だけど、

今年も全くサイトに繋がらない。


何とか4時間がかりで遠征2本分の飛行機を押さえた。
別に年末年始の繁忙期に出かけるわけでもないのに、飛行機の予約だけでどうして毎回毎回こんなに苦労しなきゃいけないんだろう。 
何とかしてほしいよスカイマーク!


本業後はリネン工場へ。もう4回目になる。
来月は募集が出ていないので、
今日と金曜日でここに行くのは終わりになりそうだ。
今日のポジションは受け取りだった。3回目だ。
火傷対策に軍手を持ってきてよかった。

今日は珍しくタイミーじゃない女性と2人で作業するので緊張した。
ここではいつもタイミーの人達と何とかその場を乗り切っているのに、
プロの人に怒られたらどうしよう。
わたしまだここの仕事はあんまりよくわかってないのに。

とりあえずいつも通り作業していたら、
おそらく50歳前後の彼女はわたしの手つきを見て、
「慣れてるね!もう何回目?」と聞いてきた。
え、わたしそんなに慣れてるように見えてる?
そんな簡単に習得できる仕事なのか?

その後も普通に作業していたら、
「素晴らしい!」と拍手までされて、
アラサーはめっちゃビビった。
え?わたし結構恐る恐る作業してるんだけどな。
彼女は「同じこと10回以上言っても全然できない人もいるのに!」と言っていた。
たしかにわたしも初めて来たときは、
畳み方や置き場所や束ね方を教えてもらっても、
全然訳がわからなかった。
今回までの2回で他のタイミーさんに教えてもらい、何とか見様見真似で乗り越えている。

でも昨日も今日もタイミーの仕事で褒められるなんて変な感じだな。


今週はそんな星回りなのかな。
わたし特に仕事できるタイプでもないし、
本業はサボりまくっていてやる気ゼロのどうしようもない女なのに。

そんなことを考えながら休憩中にスマホを見たら、
珍しく前職の同期からLINEが来ていた。

前の職場の所長が亡くなったらしい。


え?まだ40代じゃなかったっけ?嘘でしょ?
信じられないのでネットでお悔やみ欄を見てみる。
彼はたしか市外に住んでいたはずだ。
…載っていた。やっぱり48歳だった。嘘でしょ。  
これから偲ぶ会だそうなのでわたしは行けない。
偲ぶ気持ちはあるけれど、
前職の職場のお局達とは2度と会いたくないからちょっと安心してしまった。(ごめんなさい)

彼に最後に会ったのは転職する前だから3年半前だ。
わたしが添乗員の仕事を辞めて在宅勤務の仕事を始めると言ったら、
「〇〇さんはそういう仕事のほうが向いているかもしれないね」と言われたっけ。

ていうか彼に初めて声をかけられたときも
「〇〇さん、アンガーマネジメントって知ってる?」
だったな。
わたしは当時からアンケートがかなり悪くていつもクソミソに書かれていたから、
客のアンケートからわたしの様子を察したのだろう。

彼は前の所長よりも優しくて話しやすくて良い人だった。
最後のほうはコロナでゴタついていたせいで、
わたしも彼に良いように言われて旅行会社に派遣されて結構嫌な目に遭ったから、
逃げるように辞めたけれど。

でも基本優しい人だから気の強い添乗員達にいろいろ言われてストレスで寿命縮んだんだろうなとは思う。
わたしの悪すぎるアンケートのせいで旅行会社からも散々言われただろうし、
わたしもよく彼に呼び出されて怒られていたから、
わたしも彼のストレスには相当加担してしまったに違いない。(反省)


前の所長と彼と飲んだらいつもわたしの話をしていると言われたこともあったっけ。
あの頃わたしは好きな人が突然引っ越して会えなくなったから相当荒れていたのだ。たぶん人生で一番。
ネタばらしをしたら偉いおじさん2人は一体どう思うのかなと思ったけれど、
わたしは言わなかった。

いろんなことを思い出しそうになったけれど、
あまり思い出したくないことも多くて、

わたしはやっぱり今のほうがずっと幸せだなと思った。


たぶんわたしは10代の頃よりも20代の頃よりも、
30代になってからのほうが人生を楽しんでいる。
30代の今のほうが周りの人がみんな優しいのだ。
今のわたしは人に恵まれている。感謝。


休憩が終わって作業をしていたら、
一緒に働いていた女性がまた休憩に入った。
21時に休憩入るって一体何時までの勤務なんだ??わたしは手が空いたときに彼女に聞いてみた。
今日は昼の11時40分からここに来ていて、
終わるのが23時とからしい。
去年は朝までコースもあったとか。
よくこの30℃近い工場に1日居られるなと思う。
聞けば夜の勤務は1人で何役もこなさなければならないので、
若い人が入ってもみんな辞めていくそうだ。
そんな中で彼女はもう10年以上ここで働いているらしい。すご。

わたしの好きな人はたしかあの工場に5年くらい勤めているはずだけど、
彼もこんなことを話すのかななんて思う。
彼の工場は機械を直すのは男性社員の仕事だけど、
この工場は女性も機械を直している。
だから意外と話が合ったりするのかなとか。
彼の工場ではいつも投入のほうしかやらないけれど、
もし彼に受け取りをやったって言う機会があったらあの工場でもやらされたりして、
そしたら彼に軍手貸してもらお!えへへ…
なんて馬鹿なことを考えてまたニヤニヤしてしまう。


22時前に作業が終わり、
いつもは何をすればいいかわからずに困っていたけれど、
今日はスムーズに掃除とゴミ捨てをして、
彼女にお礼と「頑張ってください!」と言って帰ってきた。

ここに来るのはあと金曜日だけだ。
もしこれから好きな人と話せたときにネタになるようにいろいろ学んでこようと思っている。