表紙11

【雑記】職場で好きなことを好きと言えますか?

イクシールは、練馬の片隅に存在する、小さなゲーム開発会社です。

先日、会社訪問にお越しいただいた学生の方からの質問で、

「会社には、どんな人がいますか?」

という質問をいただきました。

興味を持って入りたいと思った会社に、どんな人がいるのかは、とても気になりますよね。

職場での人間関係って、とても重要ですから。

嫌味ばかりの口の悪い人、気遣いのできない人、会話が噛み合わない人等…、そういう合わない人が多いと、ストレスになって、気持ちよく日々の仕事ができなくなります。

しかも、会社に「どんな人がいるのか」って、実際に会社の中に入ってみないとわからないという…。

コミュニケーションを取りたくないと思ってしまうような人が多い職場では、チームを組んで良いゲームを開発することなんて、難しいように思います。

先ほどの「どんな人がいますか?」という質問に対して、イクシールのスタッフは、その場で下記のように答えました。

「オタク気質の人が多いので、好きなことを隠さず、好きって言えますよ」

このやり取りが、個人的にとても印象に残りました。

好きなことを好きと堂々と言えるのって、何気にとても大切なことじゃないかなあ、と。

ごく当然のことではあるのですが、その大切さにハッと気付かされました。


「好き」から生まれるプラスの連鎖

ゲーム開発会社って、「ゲームが好き」「絵を描くのが好き」「モノ作りが好き」「〇〇が好き」等、色んな「好き」を持ったクリエイターがたくさん集まっている会社です。

そしてその「好き」がエネルギーとなり、多くの人にこの「好き」を伝えたいという気持ちが、魅力的なクリエイティブを生み出します。

好きなことをと公言することで、どういう効果が有るのでしょう?

①より多くの『好きなこと』に関する情報が集まりやすくなります。

②好きなことを隠さずオープンにできていることで、リラックスでき、居心地のいい環境になります。

③その職場の中で自分の居場所、個性を確立できます。

④好きなことを通してスタッフ間で共感が生まれ、繋がりができ、より強くて大きな「好き」を生み出すことができます。

⑤「好き」と公言することで、その「好き」な仕事に関われるチャンスが高くなります。

「好き」というポジティブなワードを公言することで、プラスの連鎖に繋がります。

私自身は経営者でもあるので、スタッフが少しでも気持ちよく快適に、楽しんで働けるよう、理想の開発環境を目指して日々努力しているのですが、会社で『好きなことを好きと堂々と公言できる』という環境って、経営者側で作ろうと思っても作れるものではないんですよね…。

『スタッフ同士の良好な人間関係』から生まれるものなんです。

これって、良好な人間関係が築けている職場の証なのでは!?と思いました。

「好き」なことを「好き」と隠さずに公言できる環境は、プラスの連鎖を生み、その「好き」は、会社としても『強み』になります。


視点を変えると見えてくる、マイナスの連鎖

そして、ふと思いましたが、逆のことも言えるんですよね…。

『好き』を言いやすい環境であると同時に、ネガティブなことも言いやすい環境だったりもするので、ついつい無意識にネガティブ発言が飛び交うこともあります。

ネガティブワードはポジティブワードよりも周りに与える影響が強いので、これがこれで、また厄介なのです…。

ポジティブな発言だけが上手く飛び交ってくれると良いのですが、ネガティブなワードもついつい飛び交ってしまうあたりが、まだまだ粗く未完成な職場な証なのでしょう。

とはいえ、気軽に愚痴れる職場環境というのも、とても大切です。

そのためには、ネガティブワードを笑ってポジティブに変えて受け答えできる人間関係も必要です。

そう考えると、人間関係のバランスってとても大切であり、そのバランスを保つことって、自由にコントロールできるわけでもないので、色々難しいですね…。

この人間関係のバランスをとっていけるのって、スタッフ一人一人にかかってくるわけです。

イクシールのスタッフ皆様へ。
『そういうことで、なんか、いい感じに、上手いことやってー』(人任せ)


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