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【スタッフ募集】山猫瓶詰研究所の働き方

このたび、山猫瓶詰研究所で働くスタッフを募集します。

独立など新しい道を切り開くスタッフのそれぞれのライフイベントが重なったため、2025年以降に加わってくれるスタッフを募集(年内から働きたい方も相談可能)し、山猫瓶詰研究所の在り方を共に築いていきたいと思います。

山猫瓶詰研究所は鹿児島県枕崎市の中心街から車で15分ほど山の方へ走らせた場所にあり、カフェ・ショップ・一日一組限定の宿・オリジナル商品を製造する工房が併設されたお店です。

一見、接客業がメインにも感じられますが、そうとは言い切れないのが山猫瓶詰研究所。共に山猫瓶詰研究所を築きたいと思ってくださった方が「思ってたのと違った」というすれ違いが少しでも減らせたらと思い、今回は、スタッフが何を大切にしてどのように働いているのか、より赤裸々にまとめました。


現在の山猫瓶詰研究所


山猫瓶詰研究所は株式会社下園薩男商店が運営するお店です。
鹿児島県枕崎市の中心街から15分ほど山奥に車を走らせると民家の間に見える旧郵便局をリノベーションして2022年にオープンしたのが山猫瓶詰研究所です。
お店は、宮沢賢治の『注文の多い料理店』から着想を得た世界観が広がっています。

2024年12月現在は、3名のスタッフ(全員正社員)が働いており、お店で取り組んでいるカフェ・ショップ・一日一組限定の宿・工房のすべてに関わっています。

ECサイト運営もBASEや卸専用サイトのgoooods等で商品を展開し、関東圏や北は北海道まで全国各地で取り扱いが進み始め、今後店舗運営のみでなく、さらに卸にも力を入れていきます。

下園薩男商店の企業理念「今あるコトに一手間加え、それを誇り楽しみ人生を豊かにする」というビジョンのもと、「周辺地域で積み上げられてきたものにひと手間加えて、それを未来へつなぐ再編集作業」を山猫瓶詰研究所のミッションとして取り組んでいます。

山猫瓶詰研究所の働き方

複数の機能を持つ山猫瓶詰研究所では、スタッフの業務内容も多岐に渡ります。

  1. マフィンや瓶詰商品の商品開発・製造業務

  2. カフェ・ショップ・一日一組限定の宿の接客をはじめとする店舗運営業務

  3. 納品先やイベント出展などの調整業務

そのほかにも、自身のこれまでの経験を絡めて、山猫瓶詰研究所の特徴を活かした事業を企画提案することもできます。

勤続年数や経験に関わらず、どのスタッフも挑戦できるのは、山猫瓶詰研究所が築いてきた文化の一つです。
また、山猫瓶詰研究所の組織体制は少数精鋭だからこそ、すべての業務に携わります。
もちろん、得意とする業務があればほかのスタッフよりも多くその業務に従事したり責任を持つこともありますが、誰がその日にいなくても店舗を滞りなく運営できるよう全員がすべての業務を遂行できることを重視しています。そのうえで、個人の強みや経験を活かしながら各役割を調整して働いています。


製造業務

併設された工房で自社商品を作ります。
マフィンやカタラーナ、ピクルスやソースなど商品は多種多様で、全商品手作業のため細かな作業もあります。
商品のほとんどは働くスタッフが開発しており、マフィンやドリンクの期間限定カフェメニューも随時開発しています。
商品開発をしたい方は、希望に応じて積極的に商品開発に挑戦することもできます。

店舗運営業務

カフェ・ショップ・一日一組限定の宿で、来店されたお客様への対応やお問い合わせ対応が中心となります。

  • マフィンやドリンクなどのカフェメニューの提供

  • 自社商品をはじめとした商品管理

  • 卸・個人販売の商品受注・発送作業

  • SNS運用

  • 宿泊客のチェックイン対応

  • 宿泊部屋の清掃

調整業務

納品先やイベント出店などのスケジュールや納品数等を外部と調整します。
納品の形態や個数、イベントの出店形態などはその都度異なり、納品先や本社など外部とのやりとりが多いため、管理能力やコミュニケーション能力が発揮される仕事です。

勤務形態は、早番(8:00~16:30)と遅番(10:00~18:30)に分かれたシフト制です。
少数運営のため、土・日・祝日の勤務は多くなりますが、有休等を使い、他のスタッフと都合を合わせて連休取得もできます。

山猫瓶詰研究所の組織形態はとてもフラットです。店長というポジションも存在しません。つまり、それぞれが責任ある立場であり、各々の考えや行動、責任感がお店のパフォーマンスに顕著に現れます。思ったことは社内のコミュニケーションツールを用いてタイムリーに話し合え、考えを深めたり、すぐに実行に移せたりと能動的に動きやすい環境です。
また、オープンから3年目であり、各業務の改善と向き合いながら、仕組みややり方は日々変化しています。一度決めたものも「もっとこうするのはどうだろうか」と常に問いながらよりよくなる方へフットワーク軽く臨機応変に対応することも多くあります。

山猫瓶詰研究所のやりがい

山猫瓶詰研究所で働くスタッフに当店で働くことへのやりがいを聞きました。

「自ら考案した商品や商品開発したものが販売されるときに、その商品を目当てにご来店されたり、ご注文いただり、美味しかったですなどの言葉をいただいたりする瞬間が嬉しく、やりがいを感じます。」

「山猫瓶詰研究所は、自分のそれぞれの強みを活かす場所だと思います。
自分は何が楽しいと思うんだろうと迷っている方も、それを見つけられる場所かもしれません。」

「『インスタで見ました!』『前に行ったことがあります!』『今度行きますね!』『応援しています!』など、イベント出店の際やリピートしてくださる方からいただくお言葉はとても励みになります。
商品開発など挑戦してみたいことをできることは山猫瓶詰研究所のいいところです。」

「一つのお店でさまざまな業務に携われるので気づきが多いですし、経験年数に限らず責任を持って仕事ができることは向き合った分だけ自信に繋がります。経験をもとに新たな取り組みが生まれることもあり、自分の強みをここではどのように活かせるかを考えPDCAサイクルを回せる環境なので、自身のスキルアップにもなります。」

さまざまな業務について考え対応していくことは、決して易しいものではありません。しかし、そういった環境だからこそ得られるものも多くあります。
指示されたことや決められたことを淡々とこなすことが好きなタイプよりも「成長したい」「変化を楽しみたい」「自分で考え行動することが好き」といった自主的に動くタイプの方がよりやりがいを感じやすいかもしれません。

共に働きたいスタッフの姿

一番の仕事はお客様に楽しんでいただくことです。
業務ではカフェやショップ、宿、イベントと接客する機会が多くあります。飲食店等での接客経験があったり、接客に苦手意識がない方は働きやすいかもしれません。
また、製造業務も多いため調理・加工食品製造等の経験がある方も大歓迎です。

山猫瓶詰研究所の仕事は多岐に渡りますが、得意なことも苦手なこともお互いに助け合い、カフェの作業、製造、掃除など大小さまざまな一つひとつの業務を仕事として真摯に向き合ってくれる方を歓迎します。

あると嬉しい経験やスキルはもちろんですが、私たちは丁寧な人、そして、山猫瓶詰研究所の世界観や下園薩男商店の理念に共感してくれる人のご応募をお待ちしております。

山猫瓶詰研究所の考え方

「今あるコトに一手間加え、それを誇り楽しみ人生を豊かにする」は山猫瓶詰研究所のみならず下園薩男商店の一人として働く上でもとても大事な道しるべです。

ここでの「コト」は自分自身であったり、地域であったり、特産品や山猫瓶詰研究所での作業など、さまざまな現状すべてを指しています。
それらを自分に問いかけ、意義を見つけることで誇りをもって楽しめる心を育て、自分だけでなく周りやお客様を豊かにしていくことを目指しています。
そのために、今をどのようにすればよくなるのか、常に考え一手間加えて動いていくことを大切にしています。

当店の建物は壊される予定の建物でした。明治時代に建てられ、周辺に住む方々も利用していたその地域にとって思い出深い建物です。「壊される前に、誰か何かしませんか?」という声に手を挙げ、郵便局だったその建物は姿を変え、また人が行き交う場所になりました。
山猫瓶詰研究所は建物だけでなく、枕崎をはじめとした南薩の積み上げられてきたコトに一手間加えて未来につないでいけるよう取り組んでいます。

一人ひとりの今あるコトをよりよくするための思考や行動が山猫瓶詰研究所を築いていきます。

おわりに

料理が好きな方、自分の経験を活かしたい方、人が好きな方などなど、山猫瓶詰研究所に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひご応募ください。

下園薩男商店や山猫瓶詰研究所でどのような人が働いているのか、企業理念に込められた想いはどのようなものなのか、下園薩男商店の採用サイトからもご覧いただけます。

採用お問い合わせフォームはこちら


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