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1年の終わりに、新しい風

 12月。

 1年の終わりですが、少し新たな気分でもあります。

 理由は、今月から、4月入社予定の学生がインターンで来ているからです。当社のような小規模の事務所に新人が来ることは一大ニュースです。

 現在1年目の社員も、同じく昨年12月からインターン、卒業後入社という流れでした。以前、餃子ランチ中に経営の話で盛り上がったというnoteで登場した彼です。

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 というのも、2人は同じ専門学校の先輩、後輩です。同じコースで、よく知っている間柄なので、初日からスムーズに指導係&新人の関係が築けています。

 そして、この2人の社員。私が非常勤で教壇に立つ専門学校の教え子でもあります。人手不足の昨今、同業の先生からは「おいおい、唾付けるとは卑怯じゃないか!」など突っ込まれていますが・・・。
 就活の序盤、当社を志望してくれたのですが、先生という立場から、ぜひ色々な会計事務所も見て判断してほしいと思い、説明会への訪問やじっくり就職活動をするよう促しました。就職してからは、なかなか色々な会計事務所を見る機会はありません。そのうえで「知っている先生の事務所」という安心感が大きかったのか、当社を選んでくれました。

 これはとても嬉しいことですし、良い意味でプレッシャーでもあります。

 「なんだ、先生って大したことないじゃん」

 ・・・これはやはり避けたい!

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 同時に「ありがたいな」という思いもあります。

 来てくれてありがとうという意味もありますが、それだけでなく、教え子と一緒に働くことができるという「環境」にありがたい。

 専門学校の先生という立場は、学生を社会に送り出す最後の先生です。その後、ブラック企業で苦しんでいないか、勉強はできているか、楽しく充実した生活を送っているか。大変そう・・・なんて噂を聞けば、出しゃばって「飲みに行こう」「うちに来ないか」なんて言葉をかけたくなります。

 そんな親心のような想いがある中で、その学生を採用する側にもなれた。私や会社が良い環境を築き、彼らも向上心をもって取り組めば、目標や夢の実現を、目の前で果たしてくれるかもしれない。もう社会人ですから、本人に任せる部分はしっかり任せますが、一緒に頑張ることができる、見守ることができるという環境は「ありがたい」と思います。

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 インターンとはいえ新体制になった12月。事務所全体、疲労感がある時期ではありますが、新しい風が吹きました。今年もあと1か月、良い雰囲気で年越ししたいと思います。

#経営 #ビジネス #雇用

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