見出し画像

プロットの作り方を変えたいのです。

最近は家のことをしながら書く予定の長編小説について考えています。主人公ヒロインやヒロインの一族の登場キャラの名前やら性格などを決めたりもして、今はストーリーラインのプロットについて考え始めているのですが。

プロットの作り方を少し変えてみようかな…と最近は考えています。せっかくなので効率化を図りたいし新しいやり方を試してみたいなと。

というわけで、今回はストーリーラインのプロットの作り方について自分なりに考えてみました。


プロットをざっくり→しっかり作ることでスピードUPをできないものか。


以前は「ざっくり起承転結とやることリストをメモしたら書き始める→書きながら何もかも考える感じ」だったんですね。

それを、今回は「ガチガチに最初から最後まで、主な登場キャラとその行動を全てのシーンごとに細かく考える(このシーンでAがBに笑いかける、などとあらゆる行動を先に決めてしまう)→具体的な表現を考える(どういう表情や仕草や会話の流れで笑いかけるのかを決める)」みたいにしたくてですね。

まず、先に「何・誰がどうしてどうなるか」をプロット段階でガチガチに決めることで、「一連のあらすじとして最後まで読んで面白い物語か」を考えられるようにしたいのですね。

その部分の考えがかなり甘い、って自覚はあるんだ…。反省したんだよ…。

で、そこがきちんと構築できてから、シーンごとに「興味をそそるAとBの会話の詳細(例えば、会話のやり取りが漫才の掛け合い的で面白い~みたいにできてるか)」とか、「風景描写の詳細(風景を描くことで心情を反映~みたいにできてるか)」とか、詳細部分を書きながら考えたいなと。

これまでは、全部を同時に書きながら考えてたんですよね。だから本文書くのがものすっごい遅くてですね…。もっと書くスピードを上げたいんですよね。「ストーリーの流れ自体をしっかり決める」と「詳細の表現をしっかり決める」の作業を分けることで効率化できないかなと。

長年使っているテンプレートじゃないとプロット作れないっぽい…?


私のこれまでのプロットの作り方は、実は本文用のWordページ(過去に作った二次創作同人誌制作用の雛型、A5サイズ上限2段)に直に箇条書きでやりたいこと(キャラにやらせたいことや台詞など)を書いてプロットとし、そのプロットの文章を膨らませながら本文化する、というやり方です。

長編は必ずこの雛型に流し込んでます。

過去にずっとA5サイズの同人誌を作っていまして、A5の書籍用紙に2段で両面印刷して右をクリップで止める→読者目線で読みながら推敲、というやり方で毎度修羅場っていたんですね。

そのため、このテンプレートじゃないと本文書くのも推敲するのも落ち着かず…。実は創作大賞に合わせて久々に長い話書くぞ!となった時に別のやり方も考えようとはしたのですが、結局慣れきったこれに戻ってきてしまい…。

二次創作や同人誌作り自体も丸10年近くやっていなかったにもかかわらず、しっかりと身体に染み付いてしまっている…。未だにこのテンプレートの前でウンウン唸るのが「書くための基本動作」らしいです、どうやら。他のテンプレートだといまいち修羅場として自覚できない、らしい。

今後もし自分が文学フリマに参加するなら、文庫や新書サイズで本自体は作ると思うんです。読むのは文庫の両手に収まる感が一番好きですし。ただ、その時も1度このA5テンプレートで完成させる→文庫or新書テンプレートに流し込んで調整、ってことになりそうなんですよね。

で、あまりにもこの形が身に付きすぎて、よく聞く方法の「小説執筆系アプリを使う」とか「単語帳やルーズリーフなどに手書きで書いたエピソードを入れ換えたり追加しながら並べていく」とかの他のやり方だと、逆に混乱しそうな気がしてまして…。

となると、「このテンプレートをプロット作りの時点から使う、という方法自体は変えない」けど、「プロットの書き方自体は変える」という結論になります。

じゃあ、どう変えるのがいいんだよ…?


想定されるのは、「あらすじ形式」と「シナリオ形式」の併用。


・最初から最後までのあらすじを理解しやすく
・誰が何をするか言動をシーンごとに詳細に書く

となると、もう「詳細あらすじを書く」もしくは「シナリオ形式でメモる」ですよな。

そう言えば、20年前にコバルトノベル大賞を送ってた時に応募要項でありましたわ、ストーリー最初から最後までのあらすじ書いて付けろ、と。

あっ…そういうことか。下読みの段階でそれ確認された上で審査されてたってことよな。

つまりそれを、字数こだわらずに略すことなく、全ての詳細あらすじで書けばいいんやな?

コバルト大賞送る時も、詳細あらすじ(プロット)考えた後にそれを2000字に要約、ってやり方でやれば、実はかなり効率良かったんやな?えー、20年前の私にも教えてあげたいわ、これ。

あ、今調べてみたらノベル大賞、今でも800文字~2000文字程度であらすじ付けないかんのやね、コバルト→オレンジ文庫になっても要項自体は変わってないんやな。つまりもしノベル大賞に応募するなら、このやり方まんま通用しそうやな、今でも。

ヒエ…20年近く経つのに、紺→橙にレーベル色が変わったのと郵送→Word投稿できるようになったくらいしか変化ないのか。やろうと思ったら全くブランクなく投稿できそうでこわい。

うおお、そのくらいノベル大賞の方式が未だに染み付いているんやな私…。なら、まず詳細あらすじ方式やってみるのは悪くなさそう。むしろしっくりきそう。

で、作った詳細あらすじ→個別シーン分け→シナリオ方式で書き直すことでさらに詳細に→細かい表現を考える、というのがいいのかも…と今思っているわけです。

正式な形に則ったシナリオ自体はこれまで全く書いたことないんですが、とにかくキャラの名前と言動を時系列で、見て瞬時に分かるようにしたいんですよね。

まぁ私個人に分かればいいプロットなので、シナリオとして正確に書かれる必要はさしてないわけですが。でも手本がないと何も書けないので、シナリオの書き方の情報をまず漁ってみようか…。

というか、企画書的に人様に話の中身を説明する時には、正式なシナリオ形式で作れていれば、そのままで公的な資料として使い回して利用できるのかもしれないな…。詳細あらすじ+シナリオ+キャラ設定の資料3点セット、あると対外的にはもろもろ便利ではあるだろうな。

というわけで、このような形で今回は試してみたいと思っています。今月中に何とかめどを付けたい…早く本文に移りたい。でも今の段階で焦って本文書き始めるなら、以前と変わらずなんだ。

はーー!!焦る!!!考えてはいるのに本文は全然書けてない!!!どんどん本文更新できているこの世の全ての書き手様が羨ましい!!!!!


お読み頂きありがとうございました。よろしければスキ・コメントなど頂けると嬉しいです!

作者・鰯野つみれのNOTEのサイトマップは以下↓となります。


まずサポートについて考えて頂けただけで嬉しいです、頂いたサポートは活動費として使わせて頂きます!