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セロハンテープがこの世から無くなったら、何を代わりにすればいいの?と思った話。

 note投稿47回目である。
ある文房具のありがたさに、最近何故かすごく気付かされている。

それはセロハンテープである。

私は仕事柄、袋を閉じたり、デスク周りに仕事のメモをペタペタ貼ったりすることが多いのだが、
その時にいつも使うのが、セロハンテープである。

今までの人生で一体、テープ何巻使っただろうか。
多分長さにしたら地球一周できるぐらい使っているかもしれない。

いるのが当たり前過ぎて疑問にすら思わなかったが、
セロハンテープの存在って偉大だと思う。

モノをくっ付けられるし、貼れるし、封をすることだってできる。
めちゃめちゃ良い働きするのに、無色透明で自己主張控えめの縁の下の力持ち。

今日はセロハンテープのありがたさに感謝するためにもセロハンテープについて書きたいと思う。
ちなみに「セロテープ」はニチバンの商品名である。

セロハンテープがこの世から無くなったら。

そもそもセロハンテープのセロハンってなんだろう。

地球にやさしいフィルム

パルプから製造された透明なフィルムです。
セロハンはセルロース(植物の細胞壁の主成分)からなり、燃焼による発熱量が少なく、燃焼ガスによる2次公害はありません。
土壌中やコンポスト中で速やかに分解され、水と二酸化炭素になります。

(フタムラ化学株式会社HPより)

セロハンは簡単に言うと、植物繊維をセルロースを加工して作った透明の膜上の物質であるらしい。

勝手な想像で合成の繊維が原料なのかと思い込んでいたが、まさかのエコ素材。
たしかに壁に貼ったセロハンテープが古くなると、所々めくれて、触ったら粉々になっていたなぁと思った。

便利な上にエコなんて本当に優秀な存在だ。

セロハンテープは、セロハンに粘着剤をくっつけてあの粘着力を作っているとのこと。

セロハンテープの魅力って、あの張り心地の良さとテープそのものの柔らかさだと思う。

ガムテープだと細かいところを留める時に大きすぎるし、素材がゴワゴワしている。

養生テープだと粘着力が弱めなので貼り直しに便利だが、ポリエチレン素材なのでエコでは無い。

はたまたテープのりだと、小回りが効いて使う長さも調節しやすいが、一度つけたらやり直しが効かない。

そうした意味で、張り心地抜群で、貼り直しもキレイで更にエコなセロハンテープは正に唯一無二の存在。

さらにどこに貼っても違和感が無い割に、しっかりと繋ぎ止めてくれるキッチリとした仕事ぶり。

調べれば調べるほど、セロテープの偉大さに気づいてしまう。

そしてふと思った。
もし何かのトラブルで、この世からセロハンテープが消えてしまったらどうなるのかと。

上に書いたガムテープや養生テープやのりテープでも、
「貼る」と言う観点からは代用はできるだろう。

しかし、百貨店の包装にガムテープが使われていたらなんか嫌だし、
少し何かを貼っておきたい時にわざわざ養生テープをベリベリするのはめんどくさい。

やはりセロハンテープが無くなるのは困る。

ちなみにセロハンテープが無い時代は、何かをくっつける時にどうしていたのだろうか。
少し調べてみたが、動物の骨や皮を煮詰めて作ったニカワや小学生の時に使っていたでんぷんのり、
そして嘘か本当かコメ粒を使って、テープ代わりにしていたらしい。

昔の人は、何かを貼るようのコメ粒を用意していたのだろうか、、、

とにかくセロハンテープのない世界はすごく不便だ。
「貼る」と言う働きは他のものでも代用できるが、
簡単に、そして手軽に貼れるとなるとやはりセロハンテープに変われるものは無い。

いつもありがとう、縁の下の力持ちセロハンテープ。
そんなことを思ったら明日からセロハンテープを使うのが少し楽しくなるかもなと思った1日だった。

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