見出し画像

ストリーミングエンコーダー「SC6D0N1 AIO」を使った配信構成を考える

岩岡屋の配信機材にストリーミングエンコーダー「SC6D0N1 AIO」があります。

画像1

SDI入力1chと HDMIを含むさまざまな入力ソースから1ch、 合成画面(PGM)の計3チャンネルの映像ソースをリアルタイムでエンコードし、ライブ配信することができるエンコーダーです。RTMP形式での配信にも対応していますので、YoutubeやFacebook Liveなどのライブ配信サービスにも最適です。(参考:メーカーサイト

ざっくりいうと、パソコン不要で配信が可能になる機材で、
HDMI出力が可能な一眼カメラなどがあれば高品質なYoutubeLiveやFacebookLiveが可能になります。

ストリーミングエンコーダーのメリット

大きなメリットは主に2つ。

・ハイスペックPCがなくても高品質なWEB配信ができる
一眼カメラを使って高画質でYoutube配信したい場合、HDMIキャプチャーでPCに取り込みOBSを使ってYoutubeにストリーミングすることが多いかと思います。
ストリーミングエンコーダーを使うと、HDMIキャプチャーとPC・OBSが不要になります。

・動作が安定している
OBSを使って配信する場合、気になるのは不安定さ。
使い方によっては画面がちらついたり、OBS動作中にPCがフリーズすることがあります。

極力、使用する機材やソフトが減らして安定性を向上させる試みです。

「SC6D0N1 AIO」の利用シーン

では、岩岡屋ではそのストリーミングエンコーダーである「SC6D0N1 AIO」をどのように利用しているのかご紹介します。

●オンラインイベントのYoutube同時配信
今回、Web会議システムを利用したワークショップイベントのYoutube同時配信のご相談を頂き、その機材構成を考えました。

ストリーミングエンコーダー構成図

配信が始まると基本機材を動かさない(操作しない)でいいように、WEB会議システムにログインするPCと何か起きた際に案内(Googleスライド)を表示出来るようのタブレットをビデオスイッチャーに入力しています。
タブレットは部分は案内が表示できればPCでもスマホでもいいです。

画像3

実は、ビデオスイッチャーにATEM MINI PRO ISOを採用していますので、ビデオスイッチャーから直接配信したり録画したりすることもできるのですが、餅は餅屋方式でなるべく機器がやる処理を分散させて安定化を図っています。
また、USBポートを録画ではなくPCとの接続に使用することで拡張性を持たせて・・・という構成はまたいつか朝活でやりたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?