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1万以下の最新デバイスと無料アプリで健康管理が超絶はかどる

Xiaomiのスマートバンドと体組成計(高機能な体重計)を購入。2つ合わせて1万円以下という低価格にも関わらず、多くの情報を手間なく取得でき、その他の無料アプリと組み合わせて健康管理がめちゃくちゃはかどってます。


Mi band 5と体組成計で得られる情報

購入したXiaomiのデバイスは、Mi band 5と体組成計。2つ合わせて1万円以下という低価格ながら、デザイン性も高く、驚くほど高機能です。

両デバイスとも、Mi Fitという専用アプリで情報を管理可能。Mi band 5は腕につけておくだけ、体組成計は乗るだけで情報がアプリに入ってきます。

デバイスは多機能、連動アプリはインターフェイスがよくできていて見やすく、集めてくれる情報も膨大。具体的には次のとおり。

Mi band 5
歩数を始め、睡眠時間や心拍数などの情報を取得でき、電池は余裕で2週間は持ちます。かなり多機能。

取得できる情報
・歩数(目標設定できる)
・睡眠時間(睡眠の深さや時間など)
・心拍数(検出頻度やアラート設定もできる)
・ストレスレベル
・PAI(心拍数など多角的な情報を元にした総合評価らしい)

その他の機能
・時計・月日・曜日の表示
・電話着信・アプリ通知(着信時に表示と振動)
・メール・SMS受信
・イベントリマインダー
・アラーム
・座りすぎ通知
・ワークアウト設定
・バンドを探す機能
・天気情報
・世界時計
・ナイトモード
・防水(まるごと洗える)
体組成計
乗るだけで様々な情報が取れて、基準値を外れているとアプリで上位表示されて改善を促されます。

取得できる情報
・体重
・体脂肪率
・BMI
・体脂肪
・内臓脂肪
・基礎代謝
・筋肉
・水分
・タンパク質
・骨量
・体年齢

Mi Fitの画面を横並びにするとこんな感じ。左のトップ画面では歩数など最小限の情報が表示され「もっと表示」をタップすると、右側のような詳細が見られます。「ボディスコア」は体組成計で取得できる情報。

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ボディスコアをタップすると、次のような情報が表示されます。毎日、体組成計に乗るだけで、このような情報が得られて超お手軽。

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デバイスとともに利用をおすすめする無料アプリ

健康維持のために、Mi band 5と体組成計に加えてお勧めの無料アプリもご紹介します(いずれもiOSとAndroid対応)。

「Nike Training Club」は、夏場は暑すぎてランニングできないので、その代わりで導入。自宅でもやりやすいトレーニングが満載で、無料で様々なメニューを利用できます(課金メニューあり)。5月頃から腹筋・体幹と下半身を中心にやってますが、体幹が引き締まりました。

毎日の食事と栄養管理は「あすけん」が最強な感じ。有料プランでは食事の写真を解析して食べたものを自動入力してくれますが、得手不得手あり。登録から一週間は有料プランの機能が自動で有効化されてました。

ずっと食事を記録するのは面倒なので、1週間だけ真面目にやって栄養の摂取傾向をざっくりと把握し、それを元に改善に励んでます。真剣にやるなら課金するとよさそうです。

水分摂取量の記録には「わたしの水」を利用。飲み物の種類に偏りがあり、アップデートもないのが不満ですが、毎日の水分摂取量を簡単に記録できるのは便利。このアプリで記録を始めてから、水分摂取量が増えました。

iOS限定ですが、ヘルスケアというアップル謹製アプリをMi Fitなど他のアプリと連携させると、各アプリの情報をこちらに統合できます。Mi Fitほど見やすくないので今後の改善に期待。なお、Mi Fitも他のアプリの情報と連携可能です。ヘルスケア、Mi Fitとも連携できるかどうかはアプリ次第。


明らかになった健康状態と改善策

多くの部分で及第点は得られたものの、次のとおり、幾つか駄目なところが明らかに。睡眠不足以外の部分は初めてわかった部分。

Xiaomiのデバイスとアプリによってわかったこと
・睡眠不足(入眠時間が遅い、深い眠りが短いなど)
・基礎代謝が標準より少し低め
・内臓脂肪が標準より少し多め
・筋肉は標準範囲だけど、やや少なめ
・食事のカロリーやタンパク質の量が不足気味※
・食事の脂質や塩分がやや多め※
※栄養面に関しては正確さに欠けると思われるので参考程度

デスクワークで、年齢とともに筋力は落ちて基礎代謝も低下し、結果的に内臓脂肪も増えます。ちなみに普段の運動や食事は次のような感じです。

普段の運動と食事
・朝晩は犬の散歩(計1.5kmぐらい)
・Nikeアプリでトレーニング(現在は週3回、15分程度)
・ランニング(週1回以下)
・食事は野菜が多め
・夕食はおかず中心で米はほぼ食べない
・アルコールはほとんど飲まず、間食も少なめ

運動量が少ないので食事の量を抑えているわけですが、エネルギーの消費が少ないから摂取を減らすという考えはとても消極的。筋力や基礎代謝の低下にもつながります。運動量(筋トレと有酸素運動)を増やして、食事をきちんととれば、筋肉が増えて基礎代謝が上がり、内臓脂肪も減らせるはず。なので次のような改善策を考えています。

データに基づく改善策
・食事の量は様子を見ながらもう少し増やす
・基礎代謝を上げるため、筋トレを増やし、タンパク質をもっととる
・内臓脂肪を減らすため、ランニングの頻度を上げる
・筋トレはNikeアプリだけでなく、器具を使ったものも行う
・あと1時間以上は早く寝る

内臓脂肪を減らすために効果的なのが有酸素運動で、その代表格がランニング。でも食事を抑えて、栄養が不十分な状態でランニングが増えると筋肉が落ち、基礎代謝も下がるため、筋トレとランニング、そして食事も重要。食事はタンパク質を増やし、脂質と塩分のとりすぎに注意。

体を作るためには食事と運動に加えて睡眠も大切なので、もう少しちゃんと寝られるようにしなければです。

まあ詰まるところ、食事、運動、睡眠のバランスを整えましょうってことなんですが、自分にとって具体的にどこを改善すればよいのかってことがデバイスとアプリによって明らかになりました。


自分の体の可視化コストが格段に下がっている

過去に活動量計というものが発売されたときに、すぐに購入しましたが、歩数と消費カロリーがわかる程度で、健康管理には役立ちませんでした。

それからわずか7年後の現在、わずか1万円弱の投資でこれだけの情報が取得できるようになり、進化の速さには驚くばかり。ダイエットや筋トレをしている人達のみならず、自身の健康管理のため、すべての人にMi band 5と体組成計、そして幾つかの無料アプリをお勧めします。


おまけ:Mi band 5と体組成計のガジェットとしての評価

いいことばかり書いてきましたが、どうかな〜と思うところもあるので、おまけとしてガジェット的な評価も書いておきます。

Mi band 5のここがよい
・腕につけておくだけでアプリに情報が送られる
・デザインはまあまあよい
・軽い
・一度の充電で余裕で2週間は持つ
・丸洗いできる
・安価なので傷などを気にせず使える

Mi band 5のここが残念
・バンドはゴム、本体はプラスチックで質感が低い
・本体がバンドにきっちり固定されており外しにくい
・ずっと腕につけているとむれたり、汗ばんだり、跡がついたりする
・タイピングなどデスクワークで邪魔になることがある
・外した状態で置いておくと、心拍数を誤計測される

体組成計のここがよい
・毎日乗るだけでアプリに情報が送られる
・デザイン性が高い
・フラット形状で掃除しやすい
・薄い

体組成計のここが残念
唯一、残念に思うのは計測に失敗することが多いところ。4箇所のセンサーに足の裏が触れるようにするのですが、失敗することが多く、いまだにコツがつかめません。失敗すると、一度アプリ側でその情報を破棄しなくてはいけないのも手間。これさえなければ完璧。(追記:計測に失敗する理由は「乾燥肌」だとわかりました。足の裏を少し湿らせたらうまくいくようになりました。)


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