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絵を再開した時に心に決めたこと

去年の夏あたりに絵を本格的に再開し始めた時に、ひとつ心に決めたことがある。

それは絵に向き合う最中で少しでも自分の中の"媚び"に気がついたら中断するということだ。


私は4歳くらいからアートスクールに通っていてそこから10年ほどそこで油彩、水彩、静物デッサン、染色などを教わりそれなりの技術を身につけていた。
最初はもう好きなように描いていたのだけど小学校高学年超えたあたりから「どういう風に描いたらすごいと思ってもらえるか?うまいと思ってもらえるか?」っていうある種の"媚び"が入り始めて、絵を描くのが楽しくなくなった。

私にとって最初絵は、退屈だった時間に無から有を生み出すという、最高の悦をくれる方法だったのに。

今見返しても昔のデッサンとか小学校高学年の子が描いたにしてはとてもうまい。でも、うまい止まりだったと思う。
アートスクールの本棚にタロットとか魔法とか鉱物とかの本があったから今この仕事やってるので、私にとって絵を描くは全ての始まりだった。

だからいつも0からはじめる。


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