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はじめてのFIGARO

こんばんは。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は今、台風10号の対策をして万全にしつつ、梶谷食品のシガーフライをつまんでいる21時を過ごしております。

※洋服への愛が途中からダダ漏れしているので、本当に長くなりすぎました...m(._.)m

今日は午前中から学生寮の窓の補強をして廻り、バタバタしていました。ひじょ〜に疲れました😔スマートフォン、モバイルバッテリー、USB充電式のミニ扇風機のエネルギーを満タンにさせ、私の部屋も新聞紙と段ボールとガムテープで補強しました。先日の台風は暴風がある程だったので、経過観察くらいでしたが、今回は最悪の状況を恐れて、備えあれば憂いなしということで徹底した準備を行いました。お陰様で、疲れました。今はまだ、どうなるか分からないので不安ですが、皆さんと自身の安全を願っています。

昨朝、買い忘れていたものを買いに出向き、その際にせっかくバイトが5連休やし、気分転換にと思い、ネイルを新調しました。

ちふれの深い緑のものと、ネイルホリックのラメ入りのブラウン。どちらも秋冬仕様として迎え入れました。足もとは普段も塗っているのですが、手の爪はバイトの関係で、なかなか施しができないので、今は手を見る度にうきうきしてしまいます🧤良き買い物。

そのあとコンビニに向かい、昼ごはんのおにぎりとから揚げ棒、そしてFIGAROを買いました。人生初FIGARO。未だになぜか、私が買ったものに対して戸惑いを隠せません。表紙の女性と目が合う度に、私の生活とかけ離れているアイテムしか載っていない雑誌になぜ手を伸ばしたのか、と。

私は小学生高学年の頃から洋服へのこだわりが芽生えました。ですが、当然その頃は自分で服は買えないし、雑誌に載っているオシャレジュニアブランドには手を伸ばせませんでした。そもそもの根底が、私の地元にはショッピングセンターは無いですし、お世辞にも裕福とはいえない家庭だったので、本当にプチプライスな商品しか買えません。今では大変お世話になっているユニクロさえ、子どもはこんな上等もの着ちゃいけないと、引目を感じていました。

中学生になると、周りの子もおしゃれさんが増えていき、私も感化されていきました。当時はseventeenやminiを一番買っていた覚えがあります。当時の私はもちろん、誌面に掲載されている商品は田舎育ちの私には釣り合わないんですけどね。でも、2つの嬉しかったことを覚えています。
ひとつは、ほしいスニーカーを2つも買ってもらえたこと!ひとつはvansのスウェット素材のオールドスクールで、もう一個はadidas neoのテープのベルトタイプの白スニーカー。両方miniの影響です。vansは周りのお友達にものすごく褒められた記憶があります。お洋服は高いのが買えない代わりにスニーカーは少しいいものをと思い、両親におねだりして買ってもらいました☺️
もうひとつの嬉しかったことは、卒業式終わりの集まりで、私服を褒められたこと!わたし、単純ですね😅そのときは、honeysのロゴTシャツの上にこれまたhoneysの薄手のカーキブルゾンを着て、下はearthで安売りしていた紺色のプリーツスカートを履いていきました。きっと足元はadidas neoのスニーカーだったと思う。バッグはヤンキースのパステルイエローのリュックだったかな、多分。確かに思い返すと、中学生にしてはませてるというか、いいもの着てるかも。友達に、私服おしゃれやね!かわいい!って言われて素直に嬉しかったです。登校は制服だったから、友達以外に私服を披露する機会ってなかなかなくて、ものすごく嬉しかったです。

高校は、もうみんなお洒落。自分のジャンルを確立しだすんですよね。私は、最初は大人っぽいシンプルさを求めていたけど、途中からは遊び心がほしくなった。その心は今も変わらず持っています。だから、一番ファッションの概念や見え方、見られ方を気にしたし、女性目線以外の角度も頭に入れ始めていたかも。ただ、レトロなものをずっと追いかけていたような気はします。大正、昭和っぽさやおもちゃっぽさが様になる人に憧れを抱いていたかも。今の基盤は今までの全てだけど、高校生ならではの感情の激しい揺れ動きは一番繋がっている部分だと思います。

そして今、私はスカートを求めています。大人っぽいんだけどシンプルではなく、せっかく着回すならいいものをと。少し値が張ってもいいから、自分のほしい今の究極を買おうと、いろんなサイトを見ています。
そこでFIGAROを参考にしようと思いました。もちろん、載っているのは超絶ハイブランドばかり。そのものを買う日は来ないかもしれないほどです。ただ、どういうものなら高く見えるか、どう合わせればレディにシックに見えるか、配色のバランスやデザイン性の組み合わせ方を知りたいと思って迎え入れました。漫画雑誌もファッション雑誌も、付録にしか興味がなかった私が、内容とクレジットに可能性を求めて購入している。10年もの月日は恐ろしいです。後でもう一度、読み返すことにします。まだまだ知りたいことはあるから。

正直、ミーハーな大人っぽさは好きじゃないし、流行だけを切り取った服装は好きじゃない。誰かが同じものを着ていたときのショックはかなりの大ダメージだし、同じような組み合わせをそこまで関心のない人がしていると、私の今までを疑ってしまう。大学生になってから自分の服を評価される回数は少なくなった。寧ろ、いじられる。でも、そのくらいがちょうどいい。誰かに認めてもらえなくたって、考えている時間、身に纏っている瞬間が愛おしいのだから。存分にその恋心に酔いしれていなさい、わたし。恥じらいなんて要らないわ。

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