2012年12月2日の日記


 笹子トンネルで天井が崩落する事故が起き、死亡者も出る事態となっている。笹子トンネルは大月市と山梨盆地との間にある峠に穿たれたものであるが、実は「笹子トンネル」はいくつかある。

 まず、JR中央本線の上りと下りのトンネルがそれぞれ一本ずつある。次に国道20号線、すなわち一般道のためのトンネルがあり、そして高速道である中央自動車道用のトンネルがある。つまり「笹子トンネル」と呼ぶべきトンネルは4本あるわけだが、今回事故が起きたのは中央自動車道の笹子トンネルである。


 トンネルは当然筒状の形になっているわけだが、その筒の上部に鉄板がはられ天井となっている。鉄板は最上部からなにやら金具でつるされている状態になっているとのことだが、今回の事故はこの金具がはずれたせいで鉄板が下に落ちてきてしまった、とのことである。(この鉄板は1枚1トンもの重量があるらしい!)

 久々の大規模な事故である。日曜だというのに大変なことである。日本のインフラは建設されてから大分時間がたっていて、老朽化が心配されているらしいが、これが「始まり」でないことを祈るばかりである。

 まったく、必要のない道路をばんばん作るのではなく、すでにある必要とされているインフラの修理のために金はもっと使われるべきであると私は考えるが、どうなのだろう?これは異常な考え方なのだろうか。

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 ついでに日記を書こう。今日はランニングを5キロほど行った。最近開発したコースである。旧街道をずっといき、途中で用水路沿いに出て、歩道橋をわたって街道沿いにでる。そしてしばらく進んで川に注ぐ小川沿いに進んで河川敷に出たらいつものルートを使って自宅へ戻る、というルートである。まあなかなか悪くない。なんにしても新鮮であるというのはいいことである。


 今日はなぜだかわからないが咳はあまり出なかった。これも実によいことである。


 バッハやベートーヴェン、ハイドンなどの人生について調べる。バッハはアイゼナハという地域に生まれた後にリューベックという街にいって聖歌隊に入隊したそうだ。アイゼナハの近くにはヴァルトブルク(あいまい)城というとても有名な、世界遺産にもなっている城がある。この城の中でルターは新約聖書をドイツ語に翻訳したし、またヴァルトブルクはなんとあのタンホイザーの舞台でもあるという。色々と面白そうな都市である。一度くらいはいってみたいものだ。

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