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Vol.341「子供の前では見せたくない!」

「 子供の前では見せたくない!」
夫婦間の喧嘩や衝突を子供に見せたくない。
そういう夫婦は多いだろう。

子供は感情の触媒になる。
どうしても子供を通して、感情が炙られて出てきてしまう。

子供は元来、親の観念に挑戦してくるもの。
どこまでなら許されるのか。
どこまで愛してくれるの?という風に。
親の感情が穏やかでいられるはずもない。

また夫婦間の些細な瞬間に
大きく感情が動いたり、怒りが吹き出してしまうこともある。
今まで、自分の中ではなかったことにしていた傷ついた感情が
相手のひと言であぶり出されたりもする。

この瞬間に「今は無かったことにしよう」というのは、ほぼ困難だ。

感情はそれほど正直だし、瞬間的に動く。
これをコントロールすることを大人という人もいるかもしれない
でもそんな大人に、目を輝かせて、情熱的に生きている人は
見たことがない。

もしそういう自分になりたいなら
感情をコントロールすることは諦めた方がいいかもしれない。

ただ心で何が起きたのか、
反芻し研究することは大切だ。

そして、何が起きたのかを
関わった家族に告白して共有することは
もっと大切だと思う。

この告白が
本当に心の中心に迫っているものであれば
本人も、またそれを聞いた家族にも
深く胸に響くこととなる。

だから
子供から自分を隠すことよりも
自分でその感情の中心に入っていくことの方が
大切だと伝えたい。

その感情の場所は極めて繊細で
儚く、脆く壊れやすく、惨めに感じる場所だ。
だから普通の人は避けて通る。
でも、その場所からでしか表現できないことがある。

あからさまに
人にひけらかすことはなくても
自分自身でその場所に行くことを
お勧めしよう。

感情の学校
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