【動画あり】心の安全を守る！不機嫌な人との付き合い方

こんにちは、感情の学校主宰・心理カウンセラーの細川一滴です。

職場や家庭で、機嫌が悪い人がそばにいると、空気がピリピリして緊張感が走ること、ありますよね。

特に、相手の感情を敏感に察知してしまう方にとっては、ストレスや不安を感じる大きな原因になってしまいます。

そこで今回は、「不機嫌な人のそばでも安心感を持って過ごすための具体的な方法」を職場と家庭のシチュエーション別に解説します。ぜひ参考にして、自分を守るためのヒントにしてくださいね！

【職場での対処法】

職場では、不機嫌な同僚や上司に対面する機会も多いでしょう。

特に敏感な方にとっては、その空気感に影響され、集中力ややる気を奪われることも。仕事のパフォーマンスにも影響が出るかもしれません。

ここでは、職場での不機嫌な人への対応策を3つのポイントに分けて解説します。心のバランスを保ちながら、安心して働ける環境を作るヒントとしてお役立てください。

その1. 心理的バリアを張る

自分の周りに「透明なバリア」をイメージしましょう。これは、相手のイライラや感情を自分の中に入れない工夫です。

また、「このイライラは自分のせいではない」と意識することが大切です。

そのうえで、「相手にも何か事情があるのかもしれない」と思いやりを持つと、気持ちが少し楽になる場合もあります。

その2. あえて相手に向き合う

勇気を出して、「何かお困りですか？」や「お手伝いできることがありますか？」と声をかけ、相手に関与する方法です。

ただし、この方法を取る際は、心の中で自分を大きくイメージし、堂々とした態度を取ることがポイントです。

不安で縮こまるより、相手と対等な立場で接する意識を持ちましょう。

その3. 最終手段として距離を取る

上記2つを試してみても、どうしても相手の不機嫌が耐えられない場合、物理的に距離を取る＝場所を離れる、または環境を変えることを検討しましょう。

無理を続けてしまうと、心に大きなダメージを負うこともあるため、自分を守る選択を優先してください。

最終的には「非常口」を確保する意識が重要です。

【家庭での対処法】

家庭は本来、リラックスできる場所であるはずですが、不機嫌な家族がいると居心地が悪くなることもありますね。

しかも、日常的に顔を合わせる相手だからこそ、良好な関係を維持しておきたいという心理が働くのは当然です。

ここでは、家庭で不機嫌な人と接するときの対処法を2つ解説します。

家族関係を損なうことなく、自分を守りながら安心感を取り戻すためのヒントとして活用してください。

その1. 自分の気持ちを伝える

「あなたが不機嫌だと、私は安心できなくて怖い」と、主語を「私」にして自分の感情を率直に伝えましょう。

注意点として、「あなたの態度が悪い」と批判するのではなく、「私はこう感じている」と伝えることで、相手が防御的になりにくくなります。

相手に自分の状況を知ってもらうことが第一歩です。

その2. 必要に応じて距離を取る

どうしても話し合いが難しい、または改善が見られない場合は、適切な距離を取ることも大切です。

長期間、不機嫌な空気にさらされると、自分の心に悪影響を及ぼす可能性があるため、勇気を持って一時的にでも距離を置く判断をしてください。

不機嫌に巻き込まれずに安心して過ごすために

職場と家庭で、不機嫌な人から自分を守るための対処法について、それぞれご紹介しました。

【職場】：「心理的バリアを張る」「相手に向き合う」「距離を取る」
【家庭】：「自分の気持ちを伝える」「距離を取る」

最も大切なのは、自分の心を優先し、自分を大切にする意識を持つことです。

なぜなら、心が健康であれば、他者との関係性も健やかに保つことができるから。

「元気があれば、何でもできる！」ということで😊
自分の心が元気でいられることが一番です。

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