行動タイプと感じるタイプ

【行動タイプと感じるタイプ】
親子で相談に来られた方がいました。息子さんは感情を感じるタイプの方、親御さんは行動でどんどん進んでいくタイプの人。息子さんは親御さんが自分のことをちっともわかってくれない!と言っています。親御さんもまた、息子の扱いに困っているようでした。

行動タイプの親御さんは、日常生活の中で、何か困ったことが起きても積極的に行動して解消していきます。感じるタイプの息子さんは困ったことが起こると、不安の中で苦しむタイプなのです。このため、親がわかってくれない!と恨みつらみが募っているようでした。

世の中には行動を価値の中心に置くタイプの方と、感情を感じることに価値を置くタイプの人がいます。そのことを知っておかないとコミュニケーションがすれ違いやすくなります。行動タイプの人から見ると、感情タイプのひとは行動できないダメ人間に見えるかもしれない。でもそういう訳ではないのです。

また感情タイプの人が行動に重きを置く人を見ると、嘘くさく見えるかもしれません。しかしこれもまた違います。タイプが違うということを知っておくのが大切です。そして、自分の感じ方ややり方が全てに通用することはないのです。いろんなタイプの人がいるということを、今一度知っておきたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?