
【動画あり】自慢話が気になる理由と対処法 ~自分の心と向き合うヒント~
こんにちは!感情の学校主宰 心理カウンセラーの細川一滴です。
今日は「友人の自慢話が気になる」というお悩みにお答えします。
自慢話に聞こえるその話、
他の人には自慢話に聞こえないとのこと…。
これは一体どういうことなのでしょうか?
3つの切り口から考えてみたいと思います。
1. 自慢話をする人の心理
自慢話をする人には多くの場合、「承認欲求」という心の叫びがあります。
「自分を見てほしい!」「すごいって言ってー!」という願いが、無意識のうちに外に表れてしまうのです。
しかし、その伝え方が過剰になると、聞く側には「うるさい」「嫌な感じ」という印象を与えます。
例えば、こんな話を聞いたことはありませんか?
「この前のテストで98点だったんだよね。簡単だったけど1問だけミスして悔しい!」
「うちのビジネス絶好調なんだ。世界中を旅してワインを買い付けてるんだけど、また儲かっちゃってね。」
これらの話は、相手を見下すようなニュアンスを含むことがあり、
「嫌味」や「マウンティング」に聞こえることがあります。
実は、自慢話をしてしまう人は、自分の価値を認めてもらいたくても、上手に認めてもらう方法を知らないのです。
2. 自慢話の聞こえ方に差が出る理由
同じ話でも、自慢に聞こえる人と聞こえない人がいます。
その理由は「聞き手の視点や状態」にあります。
●自慢に聞こえない場合
自分(聞き手)の心が安定しており、相手の話を単に「成果報告」や「共有」として受け止められる場合。
例えば、「ビジネスが好調なんだ」という話を聞いて、「おめでとう!」や「仕組みを教えてほしい!」と前向きに反応できる状態です。
●自慢に聞こえる場合
自分(聞き手)の中で相手と比較し、劣等感を抱いてしまう場合。相手の成功を自分の敗北のように感じ、「くやしい」「嫌味だ」と捉えてしまうことがあります。
3. 自慢話が気になる時の心との向き合い方
自慢話が気になる時は、自分の心に目を向けるチャンスです。
以下のステップを試してみてください。
【Step1】何が気になるのかを具体化する
漠然と「イライラする」ではなく、「勉強が得意な相手に劣等感を感じた」など、原因を細かく特定します。
【Step2】自分の得意なことを見つける
「自分はダメだ」と思うのではなく、自分の得意なことや褒められた経験を振り返りましょう。
小さなことでも構いません。周りの人に「私の良いところって何?」と聞いてみるのも効果的です。
【Step3】相手を温かい目で見守る
「この人は認められたくて自慢しているんだな」と受け止め、気持ちに寄り添ってみましょう。「わかる、私もそういう時ある」と思うと、少し気持ちが楽になるはずです。
自慢話をチャンスに変える心のトレーニング
自慢話に敏感になるのは、自分の中にある劣等感や自己評価の低さが関係していることが往々にしてあります。
しかし、それ自体をダメなことだと捉える必要はありません。
自分を知るための良いきっかけだと思えばOK。
自分の得意なことを見つけ、他人の話を前向きに受け止められる心の余裕を育てていけると良いですよね!
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