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長見ダム(ながみ、島根県浜田市)

●概要
二級河川周布川本流、中国電力周布川第二発電所の取水ダム。
竣功:1961年  型式:G  
目的:P(最大取水7.0㎥/s・有効落差81.5m・最大出力4,700kW)
堤高:20.2m  堤頂長:57.5m 流域面積:108.1k㎡ 湛水面積:0.06k㎡総貯水容量:35.9万㎥  有効貯水容量:8.5万㎥


●見学情報
駐車場:無 トイレ:無 自販機:無 天端:不可 直下:不可


●参考リンク・引用


●道中

ハイ、という事でやって参りました周布川第二発電所。
この日この訪問により、中国電力が所有する水力発電所全90基踏破となった。
記念すべき?かはともかく思い出深い地となった発電所。
(尚、特に最後まで取って置いたとかではなく、
時間とルートの都合上たまたま最後になっただけ…)
上部水槽。向かって右が余水路。
発電所によって余水が鉄管だったり開水路?だったりするのは、
一体どういう使い分けなんだろ?
鉄管別角度。
建屋が横目で見上げているように見える?
放水口。ハッピーエンジェル駐在。
特に他のアングルも無いので構内をズームしてたら、、
放水庭と思しき脇に・・・?!
デカデカと「電」と書かれた鬼瓦?
猫じゃらしで結局よく見えなかったが下にも2つほど。
今は無いであろうどこかの発電・変電関連設備から移設されたモノだろうか?
しかもわざわざコンクリで土台が拵えられている…?!
職員の方が来ないかと必要以上にブラブラしてみたが、結局現れず、謎は謎のまま撤収。
続きまして取水元である長見ダムへ。
2度目の今回は下流側から。
目星を付けていた、もしかしたら直下行けるんじゃないかポイントがこちら。
結果、農地へと降りる道で堤体へは通じず…。
そう簡単には行かないのもダム巡りの楽しみ。
ダムに近づく。相変わらずのフェンスである。
腕を伸ばし有刺鉄線の隙間からパシャリ。
まぁ、見えるだけでも良い方と思わねば。
左岸から維持放流?
ここは中国電力ダム堰堤お馴染みの平面図&断面図が見当たらないので確証は無い。
4門のクレストゲートの内、左右直下にはエンドシルが設けてあった。
ズーム。
仮排水路跡らしき。
左岸。
どん詰まりではあるが、丁寧に高欄で囲まれた小ぢんまりスペースが何とも趣深い。
右岸入口。縦長御影石に竣功年が書かれていた。
ダム湖の様子。少し上流には、周布川第一発電所・大長見ダム(県)がある。
案内板。コンパクトにまとめられている。
前回は駆け足で見落としていたが、サイフォン式の灌漑バルブを備えていると。
案内板付近から。
この立地では遠望も不可。
左岸維持放流と思しきの上流面。
案内板にあった灌漑も兼ねてる?かと思いもしたが、
何となくサイフォン感が無いような…(全く根拠は無いのだが)
となると右岸にひょっとして?という事で見ようにも近づけないワケだが、
ダム湖側から伸びる何やら怪しい管を発見。
導流壁脇を川に向かって伸びているようだったが、
右岸側にさざめきは感じられなかった。
それでもダム湖側から伸びているのは間違いなさそうだし、
何かサイフォンっぽいし、これが灌漑用サイフォンと勝手に断定。
しかし気になるなぁ…アレ。
Twitterで浜田変電所の旧建屋がうんたらかんたらなんて情報があったのでその関連…
だったら面白い。


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