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おっさんがアウトプットするょ

都内で日々デジタル広告関係を生業としておりますが、企画提案をするにあたっては発信……つまりアウトプットをしていかないとならないということで、練習もかねて発信をしていこうかなと……でもアレだ、どの程度まで己をさらけ出したうえで発信をしていくべきなのか……。

永く続けていくためには『自分の好きなこと、身近なこと』を話題にするといい、といわれてる。背伸びして専門的な話題をテーマにすると、後々苦しくなってくると……。わかんないことを一生懸命調べて共有していく、そういう誰かに教える、という目的があるから苦にならねえんス、というタイプじゃないんだよな。なんだろうな、何がいいんだろうな。

いったん、なんともいえない気持ちになった話、というのをテーマにしてくかな。

まずはこれかな
引っ越し屋だけはいいところにお願いしなさい

ということかな。

新築だって、入居した瞬間中古なんだからよ……

小見出しの通り、はじめからバカ高い新築ではなく中古、かつ戸建てではなくマンションにフォーカスし、ずっと探し続け、、いまからさかのぼること4年ほど前、ある物件を購入しました。

東京23区外の西エリアでの家探し……それこそ、1年半くらいのスパンで物件を見まくり、不動産屋と質の低いコミュニケーションを何度も行い、家族とケンカし、まだ小さかった子どもとの週末。。どこに連れてってくれるのかと思いきや『いや…じつは、、今週もおうち見に行くんだなァ…』とポツリと言った刹那、子どもにギャン泣きされたのをあやしつつちっさいクルマを運転してたのはいい思い出、いやあれは苦行だった。忘れたい。つらかった。

結局、当時住んでいた賃貸マンションから生活圏をほぼ変えなくてもいいところにたまったま出た物件に決めることができた。

中古マンション物件。新築と違い一点ものなので、とにかくここと決めたマンションからの空き物件が出た日には靴が片っぽ脱げた状態でもとにかく内見の予約、返す刀でちょっとでもいいと思ったら間髪入れず申し込みを入れるくらいの気概が必要。そして人気マンションだったら仲介の不動産屋なんかは交渉が皆無なのでとにかく専任の不動産屋にアタックを仕掛けることが肝要。

中古物件は新築と比べるとある程度相場ができあがっていて、資産価値がある程度可視化できていて、かつコストを抑えることはできる、といった経済的なメリットは享受できるものの、家主が住んでいる中での拙いコミュニケーションを幾度も重ねるというのはどうしようもなく嫌な思いを多々する時間的コストはどうしようもなかった。それでも「貧乏」という絶対不可避な条件が目の前に立ちはだかっている以上、神経すり減らして交渉、やり取りをするほかなかった。

いまはコロナ禍だから中古物件売りたくても家主としては来てほしくないし、見に行く人も気を遣うしで、内見大変だろうなと思う。。

前の家主を忘れさせてほしいの…

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悦子はギュッとベッドのシーツを握りしめ……
ということじゃなくて、、紆余曲折を経て購入ができた物件は、比較的築浅ではあったが当然元の家主に使い古されており、使用感を払拭すべく、最低限のリフォーム(壁紙(クロス)交換、トイレ交換)を行った。クロスを変えるだけでかなり印象が変わる。中古で買ったら絶対やったほうがいい。あとトイレも毎日必ず使うところなので、費用対効果が高い設備だと思う。

そして検索し倒して探したホームクリーニングのプロに、家主がペット(猫)を飼ってたので、ペットがいたことを微塵も感じさせないようにしてほしい、と通常の相場よりも倍近い費用を払って床、キッチン、バス、換気扇、窓をはじめ目につくところは全部ピッカピカに磨き上げてもらった。通常1日とかでやってもらうところを、猫ちゃんが主に生活をしてた収納箇所なども全部キレイにしてもらうよう依頼したので、丸々3日かけてやってもらった。そこは『鏡面仕上げ』というのをウリとしており、キッチンのシンクがそれこそ文字通り鏡のように映り込むほど丹念に磨き上げ、それこそ新品に見まがうほど。
『キッチンも買い替えたんすか?』
「いやいや、クリーニングで…」
『えっ!?クリーニングだけでこんなにキレイにいけちゃうもんなんですか!?』
「いやいや…」って陳腐なやり取りで自慢するくだりは知り合いが誰一人いなかったので特になく、家族だけでこっそり感動してたものです。

さあ、あとは引っ越し

物件探し、購入後の手続き、リフォーム、ホームクリーニング……ここまでいろいろな業者とのやり取りを経て、さあ、あとは新居への引っ越し……冒頭に書いた通り、決めた新居は当時住んでいた賃貸マンションからほど近いところ。引っ越し業者は距離と運ぶ量で料金を決める、運ぶ量はともかく、距離は歩いて行けるくらいの距離なんだから安くいけるハズ、そして引っ越しを希望していたのは閑散期と呼ばれる2月中旬……どの引っ越し屋も手が空いてるだろう、そしたら激安でやれる業者で少しでも費用を削って、浮いたお金でカーテンとか新調しなきゃ…と、、思ってた。

そして、いちおうデジタル広告に携わってる人間として、引っ越し業者一括見積りでおトクに探さなきゃ…という知恵は持っていた。
考え得る条件を入力して一括見積をポン……すぐに数社から返事が来るものの、実際に運ぶ荷物のボリュームを確認するために一度訪問させてほしい、概算ですがだいたい4人家族の荷物量だから10万円前後の費用になりそう…という回答がならぶなか、ひときわ輝いて見えた以下メールの件名……。

出ましたっ!45,000円確定!【引越の****(業者名)

出ましたっ、、って場末の墓場に出たオバケじゃねーんだからよ。。冷静にそう突っ込まなければならなかったところを、他社が提示した概算よりも半額以上の価格……!!思わず『ヤッターー!!!!』とマシ・オカばりに叫んで怪しさ満点のメールに飛びついちゃったよね。。

でも、そんなことあるわけないんですよね。
引っ越し業者ってほぼ人件費が占めるわけだから、安い=対応も安い、という市場原理を当時はまったく理解してなかったよね……。

疲れちゃったので詳細は次にします。

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