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失敗を活かす、脚下照顧

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時間外労働に当たるとは

先日、自分の言ったことに反省することがありました。それは、勤め人、いわゆるサラーパーソンのことですが、彼らに対して「帰りのついでに〇〇の用事を託ける」とは、禁句ということに気付かされたのです。

実は今まで、このことを知らずに平気で用事を託けていたのですが、ある人に注意されてわかったんです。厳密に言えば、業務命令なら業務内にしろということで、「帰りに」と言った時点では業務外となるから時間外労働に匹敵するという意味の様です。

まさに脚下照顧を実体験した瞬間でした。

脚下照顧(きゃっかしょうこ)とは、身近なことに十分気をつけるべきだということで、自分の言動を振り返りよく反省すべきだという意味だそうです。他人にとやかく言う前に、まずは自分自身を見つめ直せという戒めのことばで、「脚下」は、足もと、「照顧」は、反省して一つ一つ確めるという意味の様です。

今までこの様なグレーゾーンの経験が多かったので、ついでの意識が度を越していたんでしょう。

ただ、事業主として長くビジネスをしていると、つい自分に対しての労働時間とか拘束時間など考えもしないので、何気ないところで時間外労働を強いる、という様な伝え方をしていたって事でしょうね。

常に足元を見て自省しろいう観念が大事だと気付かされましたが、転じて客観視する場合も同じ観念だと思いました。

失敗から学びを得る

脚下照顧の体験はビジネスでも言える事で、問題解決に向けてヒアリングをして適切なアドバイスをするというビジネスをしている以上、客観視をし身近な事に十分注意して情報発信して行くって意味では、セールスライティングのスキルはかなり重宝するということにも気づかされたのです。

つまり、価値提供する際には客観視が必要ですが、まず自分はどうなのか?を顧みてそれから一言一句を確認する様に紡ぎだせば、よりいい表現ができるだろうと言うことにつながるのです。

この様な教訓からヒントを得て、今回は、あれこれ指摘する前に先ずは自分の事を見つめ直し、そして客観視することによって問題の解決策が見つかるのでは?さらには、その問題解決策をどう選択していくのか?という事についてお伝えしたいと思います。

買えば問題は解決されるのか?

お客さんが商品を買うのは、「この商品を買えば、自分が抱える問題を解決して、欲求不満な状態を解消してくれる」と、そんな期待を持つから「いかがですか?」と問いかけて売っているんです。

一方これに対し、「どんな問題を解決するかは、お客さんが理解して買っているはずなので、売る側はそれに甘えている」とも言える訳です。

これって、単純に売買が成立している様に思えますが、見方を変えると疑問ですよね。なぜ疑問なのか?その答えとしては、「問題の解決策は1つじゃない」という事が言えるからです。

まず、お客さん自身が問題を解決したいと思っていても、その解決策としてこちらから提案した商品・サービスを選んでくれるかどうかは分からないのです。

なので、売り手は、他の商品・サービスよりもうちの商品の方が効果的だよ!とお客さんにアピールしないといけないということになります。

問題に気付かないと買ってくれない

そして、それをアピールするのは簡単なことじゃないです。特に競合の激しい業界ですと、似たような商品が多くなるので他との違いを打ち出すのにも苦労します。

それに、状況をもっと難しくするのが、「お客さんは問題に気付いていない」ということが言えます。全部が全部ではないですが、お客さんは自分が抱える問題に気付いていないことがほとんどなんです。

なんかイライラするなとか、上手くいかないとか、最近、調子が悪いな〜とか、何かフラストレーションを感じていることはあっても、その原因が何かは認識していないことが多いのです。

なので、こういう場合はお客さんが抱える問題に自ら気付いてもらう必要がある。ということになります。

例えば、なんとなく体調が悪い患者さんに、医者がバシッと原因を診断するイメージです。体調が優れないのは、免疫が下がってるから。と原因診断されたことで初めて免疫を上げるための薬が欲しくなるってことです。

ですので、お客さんの方から商品・サービスを買ってくれるのを待っていても売れることはほとんどないというのが現実なんですよ。

だからこそ、お客さんに問題を伝えて、その解決策として自分の商品が効果的だとアピールする力が重要になってくるわけです。

選択肢をどう伝えるか?

その商品・サービスを選択してもらうには、どうすればいいのか?ですが、それはセールスライティングスキルがかなり有効的だということです。

このスキルがあれば次の3つのメリットがあります。それは、

・お客さんが抱える問題に自ら気づいてもらえる
・商品サービスのベネフィットを効果的に伝えられる
・売り手側の提案を選択してくれやすくなる

この様にセールスライティングスキルは、脚下照顧の概念にヒントを得て、客観視することによって効果的なプレゼンが提案できる様になるってことを改めて学んだ...と言うことです。

ビジネスでの失敗は、ビジネスに活かしていくと言うことが大事です。何かに失敗して凹んでいる場合があったら、その失敗は何かに活かせないか?を考えることが大切ですね。・・・って言う前向きの発想でした。

はい、ってわけでぜひぜひ今後も戦略講座、参考にしていただけると嬉しいです。

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それでは、飽きない人生満喫しましょう!じゃまた...さいなら。

おまけ

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須山さん、資料を拝見いたしました。ご提供くださいましてどうもありがとうございました!過去三ヶ月、ソーシャルメディアの勉強を猛烈な勢いで行っておりました。その纏めとして本資料に巡り逢えたような思いでした。基本原則が分かりやすく纏めており、なにより大変読みやすい書き方です(余談ですが、全機器アップルのためMacBookの挿絵が嬉しかったも・・・)
最も興味深かったのは、プライミング効果と価格の組み合わせです。ここまでまだ勉強ができていないので、今後の課題として須山さんのお言葉を念頭に置き体系的に取り組むことができればと考えました。


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