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Netflixで見れる私的オススメ作品 Vol.2

 動画配信サービスNetflixで見れるオススメ作品を紹介します。

 簡単に短く紹介することを主としますが、個人的な感想もネタバレがない程度に書いてみます。具体的なことは書けませんが、悪しからず!

 また、投稿時には見れたけど、(おそらく)契約の関係で視聴終了となっている可能性もあるのでご注意を。

■まっすぐが浮き彫りにする人間味は業か否か

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フォレスト・ガンプは単純だが誰にも優しいアメリカ人。激動の60年代、70年代の歴史的瞬間を経験しながら成長していく姿を描く。――Netflix紹介文より引用

 紹介文にある「単純」と言うより、ぼくは「まっすぐ」と言いたい。とにかくめちゃくちゃ良いやつなんですフォレストは。テーマとしては紹介文の通り。補足しておけば、フォレストは障害を抱えており、小学生時代の知能指数が75しかなく、足が不自由でもあります。そして本作はその子供時代からスタートします。

 面白いのは、成長していく過程で有名人に出会うこと。エルヴィス・プレスリーやジョン・レノン、時の大統領であるジョン・F・ケネディと出会います。当時の映像に合成でフォレストを入れるのは大変だったろうなーと思います。

 ヒロインはジェニーという名前で、フォレストの幼馴染です。フォレストの人生に大きく影響を与えていますが、ジェニーもフォレストに大きく影響されていて、フォレストがまっすぐ過ぎるゆえに自分の脆い部分が浮き彫りにされるというか、直視させられているって気がするんです。そういう視点では、彼女に共感できました。それは大なり小なり誰でも持ってる人間的な部分だと思うし、翻っては魅力ともなりうる部分だと思うのですが、フォレストのまっすぐさで引き算されることで明確に認識させられるときつい部分でもあるのかな、と。

 だから、まずはフォレストとジェニーのどちらかの心境に集中して視聴してみるといいと思います。多分、その方が見やすい。

 本作には名言がいっぱい出てきます。有名どころで言うと、冒頭にフォレストの母親が言ったとされる「人生はチョコレートの箱みたい。食べるまで中身は分からない」でしょうか。いや本当に名言らしい名言が散見されるので、みなさんも観たらぜひ“自分にはこれが響いた”っていうのを教えてもらいたいです。

 ちなみに、ぼくが1番響いたのは、1時間47分17秒ぐらいの

「Sometimes I guess there just aren't enough rocks」
「時には投げる石が足りないこともある」

です。

 約2時間20分と長めの映画なので、時間のあるときに観てみてください。

 「一期一会」はなくてもよかったと思う!

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