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子育ては未来をつくる責任あるお仕事。大変な分、喜びも大きいです。『かんたん☆ねんねトレーニングBOOK』エピローグより

かよころ子育てサロンのメンバーさんから、拙著『かんたん☆ねんねトレーニングBOOK』を読んで感動したとの感想をいただきました。
2018年2月発行。あれから3年も経つのですね。
わたしも久しぶりに読み直し、自分の書いた文章に涙しました。
そこで今日はエピローグの一部をここで紹介します。

「ママがいい」「ママがいい」「ママがいいの~」

「ママがいい」「ママがいい」「ママがいいの~」
近くの公園から、子どもの泣き声が聞こえてきます。どうやら保育園のお散歩中のできごとのようです。

その声を聞きながら息子もそうだったなあと懐かしくなりました。
ハイハイができるようになると、私のことをどこまでも追いかけてきましたっけ? 私の姿がほんの一瞬見えなくなるだけで大号泣。ゆっくりトイレもできず、抱っこでトイレに入ったこともありました。

それは、幼稚園に入園してからも同じでした。登園時には「お母さんと離れたくない」と泣き叫び、しばらく園庭の柵にしがみついていたこともありました。
家の中でも、ちょっと私が見当たらないと「おかあさん」「おかあさん」「おかあさん、どこ~」と見つかるまで探します。
息子からの熱すぎる思いに、いつも笑顔で応えられるわけでもなく
「もううるさい!」と怒鳴ったこともありましたし、耳をふさいだこともありました。あの時はあの時で、私なりに精一杯だったのだと思います。

まるで神様の仕事を担っているような

 そんな息子も12歳になりました。(※2021年現在は15歳です)先日、しみじみとこんなことを言うのです。
「おかあさん、子どもができるって不思議だよね」
そろそろ、男女の性にも興味を持つお年ごろかと話を聞くと、
「精子と卵子をただ混ぜれば人間になるわけじゃないでしょ? それに、もとはたった1個の細胞だったなんて信じられないよ」
そう、命というのは考えれば考えるほど不思議なことばかりです。どんなに科学が発展しても、命そのものは作れませんから。

おなかに小さな命を授かった時、私は「まるで神様の仕事を担っている」ような気になりました。
大事な大事な授かりもの。神さまにかわって私が育てさせていただきます。そんな大役を任されたのだと誇らしい気持ちになったことを覚えています。

子育ては子どもを通して未来の社会を創ること

そして、それは今も同じです。
未来を創るのは子どもたち。私は息子を育てながら、未来を育てているのだと誇らしい気持ちでいます。
そんな大役をまかされたママやパパは胸をはってください。
たとえ、誰にもほめられ、認められないとしても。

親からたくさん愛された子どもは、大人になった時に、自分がしてもらったようにまわりの人を愛することができるでしょう。
みなさんがお子さんを「幸せ」に育てることは、未来の社会が幸せになることにつながります。

そして、お子さんを幸せにしたければ……。
それはもうお分かりですね。

まずはママにぐっすり眠ってほしい、それが「家族の幸せ」のスタートだからです。
本書がそのお役にたてましたらとてもうれしく思います。
(ここまで引用)

かよころ子育てサロン

ここまでお読みくださりありがとうございます。
そうだな、その通りだなと思ってくださった育児中のママさん。
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わたしたちは頭でわかっていても、つい目の前の子どもにイライラちがちです。仲間と一緒に、「わたしOK、あなたOK」という信念を育てる子育てを始めましょう。



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