エンディングノート式目標設定の技術1

終活だけじゃもったいない!人生が変わるエンディングノート超活用術

書いておいた方がいいのはわかってても、なかなか書けないのがエンディングノート。

自分にはまだ早い。

みなさんそう思うんですよね。

エンディングノートを書くことと、年齢は関係ないと僕は思っています。

というのもエンディングノートの本質は、もしものときに向き合い、後悔のないように過ごすために、これからの生き方を考えるものだからです。

そう思えば、書くなら早ければ早いほどいいと思いませんか?人生の折り返し地点である40代もひとつの目安と考えています。

いわゆる終活とは少し違った視点から、先送りにしてしまうのはもったいないエンディングノートの可能性についてお伝えします。

エンディングノートを書きたいと思いながら、ずっとそのままになっている方にもぜひ読んで欲しいです。

長い記事なのでセミナーを受けるつもりで、ブックマークしながら読んでもらえたら嬉しいです。

まずはじめに。

簡単に自己紹介をさせてください。

はじめまして。相続専門司法書士・行政書士の伊藤 薫です(後列中央)。相続といっても相続税や遺産分けなど、とても幅が広いので各分野の専門家とチームを組んで活動しています。

相続あんしんナビ

活動の1つとして郵便局でワンストップ相談会を開催しています。
関連記事:40年ぶりの法改正で相続が変わる!郵便局で無料相談開催中!

郵便局版のエンディングノート作成のお手伝いや40代を対象にエンディングノートセミナーをしたり、エンディングノートの必要性と可能性をお伝えしています。

また相続とはまったく関係ありませんが、泡盛マイスターという泡盛版ソムリエとしても活動しています。百貨店の沖縄物産展で泡盛講座や泡盛BARをしたり、沖縄料理店でイベントを開催して泡盛を盛り上げるために日々活動をしています。

泡盛講座

<泡盛講座@阪急うめだ本店>

阪神のめんそーれ沖縄味と技展2016

<泡盛BAR@阪神梅田本店>

関連記事:泡盛マイスター伊藤薫プロフィール

エンディングノートを語るのに、こんな趣味の話なんて必要ないでしょ!と思った方もいると思いますが、僕が少し変わった司法書士になってしまったきっかけはエンディングノートなのであえて書いています。詳しくはのちほど。

エンディングノートとは?

みなさんご存知だと思いますが、エンディングノートは家族にあてたメッセージ、葬儀やお墓のこと、財産に関する情報などを書き留めておくもので、書店にいけば本当に沢山の種類が並んでいますよね。

さて、あなたがエンディングノートを書いておきたい理由はなんですか?

ちなみある調査では・・・

もしものときに、家族に面倒をかけたくないからエンディングノートを書いておきたい。そう考えている人が多いようです。

(エンディングノートを書いておきたい理由 第1位 家族に面倒をかけたくない ライフメディア リサーチバンク調べ)

あたなが書いてみたい理由も同じでしょうか?

ところで。家族に面倒をかけたくないからエンディングノートを書いておこうと思っている人が多いわけですが、実際にエンディングノートを書いている人はどの位いると思いますか?

エンディングノートは問題集的なもの?

あなたはもう書いていますか?これを読んでいるということはまだですよね。でも安心してください!

実際にエンディングノートを書いている人は・・・

ほとんどいません。。

エンディングノートを書いている人 2.0%
「ライフエンディング・ステージ」の 創出に向けた研究会報告書より

家族に面倒を掛けたくないと思いながらもエンディングノートを書いていないのは、あなただけじゃないみたいですね。

似たようなことって学生時代に経験ありませんか?

勉強しようと問題集や参考書を買いに行く。買ったらそれで勉強したような気分になって、満足してそこで終わってしまう。もちろん僕にも経験があります(苦笑)

エンディングノートって問題集みたいなもの。買っただけで満足してそこで終わり。

中には60万部以上も売れているエンディングノートがあるようですが、これじゃもったいないし、意味がないですよね。

成年後見人は衝撃体験の連続

話は変わりますが、成年後見制度や成年後見人という言葉を聞いたことがありますか?

成年後見人は認知症など判断能力が衰えた方の代わりに、財産の管理や施設との契約などをする人で、僕も家庭裁判所で選ばれてこれまで成年後見人として数人の方に関わらせていただきました。

成年後見人はご本人が亡くなるまで続くので、最期は死と密接に関わる仕事です。だから、衝撃的な体験をすることも少なくありません。

僕がエンディングノートの必要性を痛感するきっかけは、成年後見人としての経験が原体験になっています。

成年後見人といっても家族ではないので専門家として関わる以上、僕らができることはとても限られています。

自分の気持ちをはっきりと残しておくことは、すべて希望通りになるかどうかは別としても家族の負担を減らすことにつながったり、自分らしい最期を迎えるのに重要になってきます。

成年後見人の経験を通して大切なことをたくさん学ばせてもらいました。

関連記事:施設入所からまだ数週間なのに・・・成年後見人の経験からわかった本当に大切な3つのこと

・施設入所から1ヶ月もしないうちに
・胃ろうをしないということは・・・
・自分は大丈夫という勘違い。etc

僕も専門家の前にひとりの人間です。もしこれが自分の親のことだったら?と思うことは多いです。

あらためて聞いてみます。

もしものときに家族に面倒をかけたくないと思いますか?

・・・

ではもう一度、聞きます。エンディングノートを書いていますか?

・・・

エンディングノートが書けない理由

家族に面倒をかけたいと思っている人は、まずいないだろうと思いますがエンディングノートが書けない。

・時間がない
・面倒くさい
・書くことが多すぎて、どこから書いていけばいいのかわからない
・難しそう
・そもそも書き方がよくわからない etc

書けない理由をあげればきりがない。

成年後見人の体験をきっかけにエンディングノートの必要性を痛感した僕も数年前にエンディングノートを書いてみました。

みなさんが書けない理由がよくわかりました。最初から最後まで書くのに、なんと2ヶ月半もかかりました~(汗)

関連記事:コクヨのエンディングノートを相続専門司法書士が書いてみた。書き方のポイントはこちら!

いまが元気なら終活を目的として書くことの優先順位は低いので、かなりの確率で挫折するでしょうね。書くのが大変なのはよくわかりましたが、一番の理由はこれじゃないでしょうか?

「自分にはまだ早い」

実際の年齢はあまり関係なくて「まだ若い」、「元気だから」という理由で先延ばしにしてしまっている。いまが元気なら当然です。

もしものときのことなんて普段、考えないですもんね。

それにエンディングノートは同じように見えて実はタイプはいろいろ。大きく分けるとこの2種類に分けることができます。

・家族のために書くタイプ
・自分のために書くタイプ

なぜエンディングノートを書きたいのか?その理由を明確にした上で、その目的にあったエンディングノートを選ばないと書けなくて当然です。

自分が書くよりも、その前に。

エンディングノートを書かなくちゃと思うよりも、親にエンディングノートを書いてもらいたい。

そう思う人は僕のような40代は特に多いんじゃないでしょうか。離れて暮らしているなら切実な問題です。

でも一緒に暮らしていても同じようなものかもしれませんね。本当に大事な話はきっかけがないとできないですよね。

きっかけづくりに親にエンディングノートをプレゼントされる方も多いと思いますが気をつけてくださいね。僕の失敗を教訓に。

関連記事:親にエンディングノートを渡すときに気をつけたいこと 僕の失敗談

ほろ苦い思い出になったあの日から数年後・・・

両親がエンディングノートを書いてくれました。いわゆるエンディングノートとは見た目からして違います。

でも見た目とは裏腹に、僕たち家族にとって本当に役に立つエンディングノートを書いてもらうことができました。

両親のエンディングノート

エンディングノートには○○を書く

エンディングノートに書いておけることが多すぎるのも、書けない大きな理由になっています。無理に全部書かこうとしなくてもいい。僕はそう思っています。

エンディングノートに最低限、書いておかなくてはいけないのはこの2つ。

それは・・・

介護と医療の項目です。このたった2つです。

これだけなら書けそうじゃないですか?この2つを書くことからはじめてみませんか。

エンディングノートには「認知症や寝たきりになった時、介護をお願いしたい人や場所は?」といった介護の希望を書くページがあります。

こんな選択肢が多いと思います。

○自宅で家族に介護をお願いしたい
○自宅で、プロのヘルパーなどに手伝ってもらいながら家族と過ごしたい
○介護施設や病院に入れて欲しい
○家族・親族の判断に任せる

家族に負担をかけたくないと考えて、家族・親族の判断に任せるを選びたくなる気持ちはよくわかります。

でも安易に選ぶと家族が揉める火種になります。

もしものときに家族が知りたいのは、こうしたい、こうして欲しいというあなたの本音だからです。

でからエンディングノートにはあなたの本音を書いておきましょう。

関連記事:コクヨのエンディングノートを相続専門司法書士が書いてみた。書き方のポイントはこちら!

でも書いておくだけじゃ叶わない。

どう生きるのか?は突き詰めれば、どう死ぬのか?と置き換えることもできます。自分らしい最期を迎えるために書いておく必要があるのが終末期の医療の希望です。

「延命治療はしてほしくない」

セミナーなどで聞いてみると。こう考えている人が多いのですがエンディングノートに希望を書いておくだけじゃ叶わないのが現実のようです。

それは、立ちはだかる3つの課題があるからです。

関連記事:延命治療はしたくない。でもそこに立ちはだかる3つの壁

自分、家族、主治医。

この3つの課題をクリアするためには事前のコミュニケーションをしっかり取ることが必要なので、エンディングノートを書くことで家族や大切な方と話をするきっかけにして欲しいと思います。

救急車を呼ぶということは・・・

自分、家族、主治医の3つの課題をクリアしたとしても、もしものときに救急車を呼ぶことで望まない延命治療をすることになるかもしれません。

僕も両親から延命治療はして欲しくないと言われていますが、離れて暮らしていることもあってこの希望は叶わないかもしれないなと思っています。

関連記事:延命治療が嫌なら救急車を呼ばないという覚悟も必要みたいです。

エンディングノートは本棚にしまっておくと、他の本にまぎれてしまって必要なときに見つけてもらえない可能性が高いです。

必要なときにすぐに見つからなければ、せっかく書いたところで無駄になる可能性があります。そうならないためには工夫が必要です。

関連記事:冷蔵庫で保管するのは何のため?救急医療情報キットを知っていますか?

救急医療情報キットはかかりつけの病院や持病、緊急時の家族の連絡先を書いてこの中に入れておくものです。

駆けつけた緊急隊員がキットを確認することで、持病の有無や服用している薬など、一人暮らしであっても治療に必要な情報を救急隊員や搬送先の病院が把握できるようにと活用が期待されています。

手に入らない方は救急医療情報キットを参考にして、必要なときにエンディングノートを見つけてもらえるようにしておきましょう。

家族や大切な方に渡しておくのもいいかもしれません。

と、ここまで読んでエンディングノートはやっぱり終活じゃないか!と思ったみなさん!

なぜエンディングノートを書いて、泡盛マイスターとして精力的に活動をするようになったのか?

本題は、ここからです(^^)

エンディングノートの本質はこれだ!

介護や医療の希望について考えたときに、どう感じましたか?

もしものときなんていつか来るんだろうけど、まだ先のこと。
まだ実感できないけど、いつかそんな日がくるんだなと思った。

そんなところですよね。

エンディングノートを書くことで、元気なときにもしものときと向き合うきっかけになります。

確かに、エンディングノートは終活でしょと言われます。

でも、僕が考えるエンディングノートの本質は、これまでの人生を振り返って、いまの自分を見つめて、もしものときに向き合い後悔のないようにこれからの生き方を考えるものです。

だからまずはこれです。

もしものときに向き合う。

向き合えなければ何もはじまらない。
もちろん終活をはじめるときもです。

もしも明日をイメージして書く。

「もし介護が必要になったら・・・」

元気なみなさんにはイメージしにくい話ですよね。だからエンディングノートが書けない。

介護が必要なときっていつなのか?

もしかしたら10年後とかをイメージしてませんか?

イメージするのに10年先なんて先過ぎます。だって10年前にスマホがこんなに普及しているなんてことを想像できた人はいないわけで、10年後をイメージしようなんて無理なんです。

イメージできないものは書きようがない。じゃあ、いつなのか?

3年後・・・1年後・・・イメージできますか?

1ヶ月後ならできそうかも?

エンディングノートを書くときは、もしも明日と考えてみてください。

明日のことをイメージできない人はほとんどいないでしょう。それに、もしも明日なら年齢に関係なく書ける

僕がエンディングノートを書くのに年齢は関係ないと思うのは、これが理由です。それに介護が必要になるときは一瞬のことだから。

介護が必要になる原因、第1位は

僕の祖父もそうでした。いつも通りの夜だったのに・・・

朝起きると脳梗塞で・・・

僕にとって父親代わり。厳しく育ててくれた祖父の威厳はひと晩でなくなりました。

介護が必要になるときは本当に一瞬のことなんです。

10年先に介護が必要になったら?なんて、考えることを先延ばしにしても意味はない。こんなことは僕が言うまでもなくみなさんわかっていますよね。

もしも明日脳梗塞で意識不明になったら・・・どうなりますか?

という16の質問を用意しました。

問題なく過ごすことができそうかどうか?もしものときに家族に面倒をかけたくないと思っている方は、現状を把握するために、ぜひ一度トライしてみてください。

関連記事:もしものときにあなたはどうなる?16のチェックリスト

・これなら面倒をかけなさそうだから自分は大丈夫。
・こんなときだから少しは面倒をかけてもいいかな。

どちらもいいと思います。

とにかく自分は大丈夫と思考停止にならずに、もしものときをイメージしてみることがスタートです。

エンディングノートじゃなくていい

大事なのは、元気なうちにもしものときに向き合うこと。これができるならエンディングノートにこだわる必要はないと思っています。

例えば・・・こんなの。

入棺体験

いわゆる入棺体験です。

最後は蓋も閉めてくれるのですが閉まったときは、あー体験でよかったーと心から思いました。

これが現実だとしたら、ちょちょっと待ってくれ~と絶対にパニックです。

とてもよい経験になったので、同じ体験をしてもらいたくてこんな旅を開催したことも。

これからを生きるヒントを掘り起こせ!

ほとんどの人が死ぬ前に後悔するらしい。ほとんどはやってしまった後悔ではなく、やらなかった後悔なんだそう。

関連記事:山あり谷あり。谷ばっかりの人生でも最期に敗者復活があるらしい。

もしものときをリアルにイメージできれば、イメージできればできるほど後悔したくないという強い想いが生まれて、それがこれからの生き方を考えるきっかけになります。

・後悔しないように生きる
・後悔するのは、ほとんどがやらなかった後悔
・後悔のないようにやりたいことをやればいい

それはよくわかっているのですが。

自分が本当にやりたいことがわからないとか。それなりにやりたいことができているしとか、中途半端なことを言う人も多いんですよね。

こういう人は絶対に後悔する感じがしますよね(苦笑)

僕が考えるエンディングノートの本質には、これまでの人生を振り返るという役割があります。

僕はこれまでの人生を振り返って、過去の衝撃体験を掘り起こしました。

その当時は本当につらい、しんどい出来事でした。でも衝撃体験にはこれからを生きるヒントが隠されています。

長時間残業に耐えられなくなって会社を辞めて司法書士を目指して必死に勉強を続けた2年半。

毎日12時間くらい勉強ばっかりの日々だったし、それだけやっても1年目は合格はできなかったけど。

いま思えば、自分で決めた目標に向かって充実していた毎日でした。

他人からしたら無駄でしかない1年かもしれないけど。自分にとっては何も手に入れられなかったわけじゃない。

このときにわかりました。自分らしく目標に向かってチャレンジすることが僕が後悔のないように生きるためには大切なこと。

そう思えたら他人がなんと言おうと関係ない。

というわけで。

後悔したくないから、泡盛マイスター日本一を目指して挑戦したり。

泡盛マイスター技能競技大会

後悔したくないから、泡盛を盛り上げたくてオリジナル泡盛を造ったり。

沖縄タイムス5

後悔したくないから、樽原酒の大人買いにクラウドファンディングで挑戦したり。

後悔したくないからと、自分が決めた目標に向かってチャレンジしています。

他人からの評価を気にして生きること、他人の価値観に左右されて生きることは、自分の人生じゃない。

こんなことはみんなわかってるはずですよね。でもできない人が多いのも事実。

余命半年を突きつけられたら好きなことをしたい。

そう思う人がほとんどじゃないですか。もしものときがいつなのかはわからないから。

だったら、いつもそう思っている方がいいに決まってる。

もしも明日をありありとイメージできたら、その瞬間から後悔のないように必ず動けます。

人生と泡盛は似ている!?

最後に少しだけ泡盛の話をさせてください。

泡盛は寝かせるほどに美味しくなるという特徴があります。でもただ単に置いておくだけじゃ美味しい泡盛にはなりません。

「美味しい古酒を育てる秘訣」

それは時々味見をして、そのときに少しだけ新しい泡盛を継ぎ足します。そうすると泡盛が活性化して美味しくなります。

これって人生も同じじゃないでしょうか。

毎日を漫然と過ごすのではなく、時々新しいことに挑戦する。

ときには失敗するかもしれないけれど、そうすることで味わい深い人生にすることができる。

エンディングノートを使って元気なときにもしものときと向き合う

そこから後悔しないように、これからの生き方を考えてみる。
後悔しないために終活をはじめるのも勿論OKです。

これからの人生をよりよいものにするツールとして、終活と決めつけないでエンディングノートを活用してみませんか?

いつかはわからないけど、みんな必ず死ぬので。

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昼の顔 司法書士・行政書士/夜の顔 #泡盛マイスター ブログが #泡盛 の検索で2位/オリジナル泡盛1100本販売/樽原酒大人買いのクラファンを3日で達成/好きを極めるコミュニティ #10000チャレンジ 主催/#週末バンライフ はじめました。
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