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この時期のモヤモヤ~いつまで休む?いつから再始動する?~

皆さん、こんにちは!
クラスマネージャーの三村です。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
体調を崩してしまうと勉強のペースが一気に崩れてしまうので、体調管理が合格への一番の要と言っても過言ではありません。
疲れも溜まりやすい時期なので、しっかり栄養を取って、十分な睡眠をとりましょうね。

さて、今回は合格する前年の今頃(7、8月頃)、私は一体何をしていたのか?についてお話したいと思います。

勉強再開の5つのパターン

皆さんは1年を通じて勉強に打ち込み、特に直前期から本試験本番までは全力で取り組まれ、相当な負荷がかかっていたわけですから、その反動として疲れがドッと出て、休みたくなるのは当然のことと思います。
休む期間も人それぞれとは思いますが、だいたい①~⑤までのパターンに分かれるでしょうか?

①ほぼ、もしくは全くと言っていいほど休まない
②7月末まで休む
③8月の基準点発表もしくは8月末まで休む
④合格発表まで休む
⑤年内いっぱい休

ほぼ、もしくは全くと言っていいほど休まない

実は入門講座受講後すぐの本試験後だったり、受験年数が浅い時は割とすぐに勉強を再開していました(①に該当)。
本試験での手応えが全くなく、あまりにも悔しくて、再開当初から本試験前の8割くらいのパワーでです。
しかし、最初から飛ばしたためでしょうか!?
本試験前の6月頃に大スランプに陥ります。何も手につかないし、勉強する気が起こらない...
それでも体にムチを打って、ヒーヒー言いながら本試験を迎えますが、ピークは過ぎ去っていました。

その経験から休みを取るようになりましたが、さすがに⑤の年内いっぱい休みを取ることは怖すぎて出来ません。
その一方で②~④までは経験があります。

合格発表まで休む

まずは④。
どうせ休むなら思いっきりリフレッシュしたい!という欲望に正直に生きることにし、3か月近く休みました。
当然、再開時は勉強することが新鮮で元気なのですが、株式の譲渡制限規定を設定することに3項特殊決議が必要なことすらも忘れている始末...
知識の抜けが多く、元の状態に戻すのが大変!
取り戻すのに年内いっぱいはかかったかもしれません。なので、あまりオススメはしません。

7月末まで休む・8月の基準点発表もしくは8月末まで休む

大多数の方が②③ではないでしょうか?
程良く夏休みを満喫し、知識の抜けも最低限に抑えられる。
実際、私自身も長い受験生活の中で、7月末もしくは8月末まで休むことが一番多かったです。

しかし、合格前年はすぐに再始動しました。
以前ピーキングに失敗して懲りたはずなのに、すぐに再開したのはなぜなのか?

ところで『時は金なり』と言いますが、「時間」と「お金」どっちがより大切か?と聞かれれば「時間」の方が大切です。
お金は頑張って増やすことが出来ますが、時間は増やすことが出来ずに減る一方。
受験生であれば直前期の時間は強く意識していると思いますが、本試験後の7月、8月はどうでしょうか?

残念ながら合格するための実力は掛け算でつくわけではありません。足し算でついてきます。
しかも+1ずつ(笑)
であれば早い再始動が何よりも重要になります。

ただ、早い再始動と言っても、本試験翌日から100%のスタートダッシュをする訳ではありません。
そんなことをすれば、また本試験前にスランプに襲われますからね。

私の場合、7月はまず本試験を徹底的に分析し、カウンセリング制度を利用し自分の弱点や今後の勉強方針を確認することから始めました。
積極的に自分自身で勉強を始めるのはしんどいですから、他校さんも含め本試験分析会やオープンスクールに参加し、法律に触れ続けることで知識を維持しつつ、情報収集に努めます。
7月末からは中上級コースを受講したので、講義の視聴を開始。やはりモチベーションを上げづらいこの時期、インプットコースを受講し、受動的に、ある意味惰性で講義を聞き、強制的に前へ進むことが出来る・・・これがこの時期にインプット講座を受講する最大のメリットでしょう。
そのうちに基準点が発表され、少しずつ涼しくなってくると、勉強のペースを加速させることが出来ます。

『力の抜き方』

ただし、ここで意識して頂きたいことが1つあります!
それは『力の抜き方』です。
例えば、普段3時間勉強している方なら1時間だけ勉強する。残り2時間は好きな事をしてリフレッシュを図るというように勉強しながら休む事に意識を向けます。
そして、勉強したいという気持ちが湧き上がってきたら、休む時間を減らし、徐々に勉強時間を増やしていく。

私が受験生活で苦労したことの一つに勉強スタイルの確立がありました。
見たところ、受験生には毎日継続するコツコツ型と短期集中で一気にパワーを発揮する爆発型に分かれるような気がします。
私自身はコツコツ型だったので、1年間を通してどうしたら『継続』できるか考え、辿り着いたのが『休養のさじ加減』を上手に調整することでした。

勉強と休養はコインの裏表の関係にあります。
効率的に勉強し、最大限の効果を得るために休みましょう。
スランプに陥らないために、スランプに陥る前に休みましょう。
勉強の質(効果)は、ひとえに「集中力×時間」で決まります。集中力を高めるための休養ですから、休む事に罪悪感を感じる必要は全くありません。

自分は何をすれば勉強意欲が回復するのかをぜひ探してみて下さい。

運動することで勉強意欲が増すのか?
音楽を聴いたり、読書をすることが勉強にプラスになるのか?
それともドラマを見たり、料理をすることなのか?

おそらく自分の趣味や好きな事と直結しているはずです。

来年の本試験へのカウントダウンはすでに始まっています。
時間は有限であるからこそ、時間の使い方に知恵を絞ってみて下さい。

最後に

あなたの来年の合格を信じてくれる人が確実に一人だけいます。
それは「自分自身」です。
さらに自分を強固に信じられるようになった時、「自信」が生まれます。
そこまでの自信は持てないかもしれませんが、来年の本試験前に「今年、もしかしたら合格できるかも!?」と思って欲しい。
その先に合格がありますから。

大丈夫。
あなたなら出来ますよ。
だって、「合格したいという気持ち」は「向上心」に他ならないですから。


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