司法書士試験データベース
ここでは、司法書士試験の過去のデータ等をまとめております。
1、出願者数、受験者数、合格者数、基準点、合格点等の推移
2008年(平成20年)以前は記述式の得点が52点満点、総合得点が262点満点で実施されていました。2009年(平成21年)に、記述式が70点満点、総合得点が280点満点になると同時に、午前の部の民法の問題数が21問から20問に減少し、商法の問題数が8問から9問に増加しました。
2、司法書士試験と法改正
司法書士試験へ影響を与える法改正は度々行われており、記憶に新しい、民法(債権法・相続法)改正の影響を受けた2020年(令和2年)の試験の他は、不動産登記法改正の影響を受けた2005年(平成17年)と会社法制定の影響を受けた2006年(平成18年)の試験が受験生への影響が大きかったようです。
3、試験運営上の特記事項
試験運営上の特記事項としては、ここ2回のコロナウイルス感染症対策が際立っています。司法書士試験が延期されたことは、2020年(令和2年)以外ではありません。
過去に択一式の没問(全員正解とするもの)は1回(1問)あり、2重解(正解を2つとするもの)が2回(3問)あります。そのうち2回(3問)は2010年(平成22年)に集中しています。この年は、記述式の採点ミスが発生し、合格発表後の翌年2011年になって、追加合格者を出すという大失態がありました。
2011年(平成23年)から、8月に択一式の基準点等が発表されるようになりました。
司法書士法改正の影響を受けた2003年(平成15年)の試験から、憲法が試験科目に加えられ、何年か出題されていなかった司法書士法の出題が復活しています。
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