見出し画像

ハードワーク人間が「ていねいに仕事する」ための試行錯誤

平日起きている時間は、ほとんど仕事をしている。
そう考えると仕事の時間は自分の人生においてなかなかのウェイトを占めるもので、どうにかしてポジティブな気持ちで過ごしたいものである。

「仕事をする」と聞いて、多くの人は「会社のデスクに向かってパソコンのキーボードをカタカタと打っている姿」をイメージすると思うが、働き方改革により「テレワーク」が広がり、私も自宅で仕事をする機会が増えた。

そんな時、いかに自宅で仕事をする時間をリラックスした「よい時間」にできるか常に考えている。
少し「ていねいな暮らしっぽい」工夫をするだけで、カルチャー誌に登場するクリエイターのような気分になれるのでおすすめだ。
今回は、私が自宅で仕事をする時間に欠かせないことをご紹介したい。

お気に入りのマグカップで温かい飲み物をちょっとずつ飲む

これは大好きなイラストレーターの長場雄さんの個展でゲットしたマグカップで、今ではすっかりお気に入りになった。
お気に入りのマグカップは、視界に入るだけでテンションを上げてくれるスグレモノである。

周りに「食器集め」にどっぷりハマっている友人が多く、「本当に沼だから食器集めだけはやめておけ」と再三忠告を受けてはいたが、「マグカップぐらいなら大丈夫だろう」と手を出したのが終わりの始まりだった。マグカップの可能性は無限であり、私もまた無限の世界の住人に仲間入りしてしまった。

そんなお気に入りのマグカップで、かもめ食堂の小林聡美のようにコーヒーを淹れて飲めれば最高なのだが、不幸なことに私はコーヒーが苦手である。
また、あくまでも仕事をする時に飲むものなので、短時間で準備できて満足度が高いものが望ましい。
そこで大変お世話になっているのが無印良品のインスタントシリーズである。

特にこの「ルイボスジンジャーチャイ」はルイボスもジンジャーもチャイも楽しめるため、あらゆる気分にマッチして重宝している。複雑な味の飲み物であればあるほど、お湯を注いだだけなのに偉業を成し遂げたような気分に浸りながら楽しむことができる。

無印良品以外では、ティーブティックの「さくらラテ」が気に入っている。毎年春にスターバックスの桜シリーズを楽しんでいたが、1年も待つことに耐えられなくなり、桜フレーバーの飲み物を探し続けた結果見つかった。桜の味わいは何故かほっとするのだ。

最高のBGMで膨らむ妄想

音楽を聴きながらだと仕事に集中できないという人もいるかと思うが、逆に静かすぎると集中できないという人もいる。その中の1人が私である。

仕事のBGMとして最近リピートしているのがTENDREの曲である。
Google Homeに「リラックスできる音楽をかけて」とお願いしたところ流れてきたのがTENDREの「hanashi」であり、ナイスなDJのイカす選曲に感動し即全曲聴いてしまった。

TENDREの曲は全曲を通じて最高にチルな気分に導いてくれる。勝手なイメージだが、代官山あたりを散歩した後、渋谷にあるアーバンでオシャレなホテルのラウンジで仕事をしている気分になれる。(残念ながらそんなことをしたことがないが…)

神保町でラムチョップを食べていた時にBGMで流れていたのが、Crumbの「Locket」である。体に電流が流れたような衝撃とはまさにこのことで、ラムチョップそっちのけでShazamアプリで曲名を特定し、すぐにプレイリストの上位に入るようになった。
サイケデリックなエッセンスが効いていて、一言では語りきれない魅力がある。地下にある小さくてオシャレなライブハウスの階段に座り、音漏れを聴きながら仕事をしている気分になれる。(もちろん、そんなこともしたことがない)

最近人気の「Lo-fi Hip Hop」も、よく仕事中に流している。(Lo-fi Hip Hopについては既に有識者がたくさん紹介してくれているのでここでは深い言及を避けることにする。)
こんなことを言うと世のB-BOYにコテンパンにdisられるかもしれないが、ラップにはリラックス効果があるような気がしてならない。

ちなみに、私が愛用しているのはマーシャルのスピーカーである。店頭で初めて見た時「一目惚れってこういうことか」と思い、気づいたら部屋に置いてあった。

ダラダラと書いてしまったが、どんな状況でも「どうしたら楽しむことができるか」を考えるのがポリシーである。
よくよく考えると、自宅というリラックススペースに居ながら仕事をすること自体がなかなか厳しいシチュエーションだが、ちょっと工夫するだけでモチベーションが湧いてくるから不思議だ。
それでも結局はAmazon primeで海外ドラマを見始めてしまったりするので、毎日モチベーションを保っているフリーランスの方には本当に頭が上がらない気持ちである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?