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大学4年間のキャリアを描く手帳製造プロジェクト始動します。

私が仕事している伊藤手帳株式会社は67年の歴史を持つ老舗の手帳製造・OEMメーカー。社長は3代目40歳(のハズ)。手帳会社の社長というとシニア層をイメージされますが、全く違います。

手帳製造・OEMが本業ですが、11年前に立ち上げた自社開発製品を自社で売る「ユメキロック事業部」。試行錯誤をしながら成長中です。

さて。作って・売る・・・それだけで本当に良いのか?という事をここ何年か社内で話あって。
2021年は手帳メーカーとして世の中に還元できる「モノ・コト」は何か・・・を突き詰めていく年となったわけでして。

その1つが小中学校父兄向けの「出前授業」→昨今の事情でオンライン配信となりましたが、とても良い内容となりました。
授業のテーマは以下2点。受講対象者にはレジメもお配り致します。
こちらは、まだ受付中なのでよろしければ伊藤手帳HPからお問い合わせください。

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もう1つ。名古屋の愛知大学キャリア支援センターの低学年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~と連携して「大学4年間のキャリアを描く手帳製造プロジェクト」を4か月近くに渡って取り組みます。

instaram始まります

そもそものきっかけは、平成25年度に内閣府が行った日本を含む7か国の若者(満13~29歳)を対象とした意識調査*1において
・自己肯定感
・意欲
・心の状態
・自らの将来に対するイメージ
の項目で諸外国の若者と比べ日本の若者は自分の将来に明るい希望を持つことができないという結果に危機感を抱いたという経緯があります。

そこで、何とか手帳で自己肯定感を向上させたり、心の状態を落ち着かせたり、将来のイメージ(夢や目標ですね)をできないかと考えていたわけです。手帳を好きな方は、手帳がそれらの役目を果たす事を知っていて、弊社が行ったアンケート結果からもそれを裏付ける数字はでております。*2

*1 「平成26年版 子ども・若者白書(概要版) 特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~」
*2 令和元年当社が行ったインターネット調査:手帳を使う目的の回答では「様々な記録」34.3%、「日々起きた事の記録」31.8%、「自分の気持ちと向き合う」23.0%、「夢や目標の記入の管理」20.0%となった

さて、それが愛知大学キャリア支援センターの低学年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~とどう繋がったのか。

出会いはある日突然。ニュースをチェックしていた所、愛知大学キャリア支援センターの低学年次キャリアデザインプログラムにが取り上げられていたのです。大学1,2年生が対象。就職をゴールしない形の産学連携プログラムを用意しているとの事。具体的には学生のキャリアビジョンを支援する形で企業と関わる内容であれば企業の大小を問わないという記事でした。

ホームページでは今まで行われたプログラムも紹介されているのでじっくり拝見させていただき。

伊藤手帳株式会社としてできる事は・・・・これだ!と声をかけさせていただきました。

伊藤手帳の強味は67年様々な手帳を作ってきた事。今回の連携では、それを活かしたプログラムをキャリ支援センターのご担当者様と話し合いを重ね考案しました。

・工場見学と社長×学生対談
・伊藤手帳社員から製品開発にまつわる話、新規事業の販売戦略の話を学ぶ
・学生たちが考える新しいカタチ(仕様がです)の手帳をグループで考える
・グループ発表と審査。優勝チーム発表
・手帳完成に向けて社員と細かな打ち合わせ
・完成品発表会
・販売プロモーション

プログラムへのエントリー開始は9月半ば。伊藤手帳はメンバー選考にも関わらせて頂きます。

どんな学生さんと出会えるのか。どんな手帳が出来上がるのか。
今からワクワク・ドキドキのこの頃です。

▼【プレスリリース】
伊藤手帳が愛知大学低年次キャリアデザインプログラム
~CAREER FIELD~と連携
大学4年間のキャリアを描く手帳製造プロジェクト開始



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