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今、改めてニンテンドー3DSとはなんだったのかを考えてみる【3DSの思い出】

 2020年10月のテーマは【3DSの思い出】。ニンテンドー3DSは個人的にも大好きなハードだし、これならラクに書けるはず……と思ったら、じつは意外と書くのが難しくて、締切を思いっきり引っ張ってしまいました。

 というのも、オレがお気に入りのソフトって、『シヴィライゼーション レボリューション』とか『マックスウェルの不思議なノート(スクリブルノーツ)』とか、あのBiowareが開発を担当したRPG『ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者』とか、円谷プロの『モンハン』こと『怪獣バスターズ パワード』とか、よく考えたら全部ニンテンドーDSのソフトじゃん! ハードが互換していたから、あんまり気にしていなかったんだけど……。

発売日に行列して買った、自分史上で貴重なハード

 最初に書いたとおり、ニンテンドー3DSというハードは大好きなんです。上に挙げたタイトルからも分かるとおり、もともとニンテンドーDSのソフトに好きなゲームが多かったんだけど、ハード自体はさすがにパワー不足を感じていて。なのでソフトが互換していて性能や画質が向上したニンテンドー3DSは、個人的にも待望のハードだったのです。

 それに、ふだんからVRだなんだと言ってるぐらいなので、裸眼3Dのギミックも大好きだしw 実際、ハードを買ってからは、3Dの調節はずっとMAXで遊んでました。

 そんなふうに待望のハードだったので、2011年2月26日の発売日には、店頭に行列して3DS本体を購入しています。じつはオレは、おもに金銭的な理由からなのですが、ゲームライターとしてあるまじきことに、最新ゲーム機を発売日に買うことはめったにないのです(今回のPS5/Xbox Seriesも、購入資金をOculus Quest 2に回したので、争奪戦は最初から諦めてます)。それがニンテンドー3DSに関しては発売日に買っていることからも、気合いの入りようが分かるはず。

 ちなみに発売日に買った証しが、この「アンバサダー・プログラム登録証」です。この登録証自体には特に何の機能もないのですが、それを数年後に買ったニンテンドー3DSLLにわざわざ移し替えてるぐらい、自分としてはお気に入りなので(苦笑)。

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 「アンバサダー・プログラム」というのは、ニンテンドー3DSが発売から半年後に(東日本大震災の影響などで)値下げした際に、発売直後に買ったユーザーに対してダウンロードソフトを無償配布したサービスで。特に『メトロイドフュージョン』とか『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』といったGBAのバーチャルコンソールソフトは、(3DSでは)このアンバサダー・プログラムでしか入手できなかったので、オレとしては早期の値下げで損した気になるどころか、むしろものすごく有り難かったものなんですよね。

 そんなふうに、ニンテンドー3DSのハードそのものには、個人的な思い入れがすごく強くて。画面がやや小さいとか、折り畳みのちょうつがい部分が緩みやすいとかいった細かい欠点も、後のニンテンドー3DSLLで改善されて、速攻で買い直したぐらいなのですが。

 ただ今回、3DS専用ソフトについての思い出を書こうと思って、改めて自分の部屋の棚に置いてあるソフトのパッケージを眺めてみると、なんていうかイマイチこう、気持ちがはっきりしないんですよね……。

 続きの有料部分では、そのあたりの自分の思いについて、ちょっと書いてみたいと思います。

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