マガジンのカバー画像

SPORTSマガジン

149
ケガをせずに最高のパフォーマンスで勝負する舞台に立つために役に立つ情報をお届けします!
運営しているクリエイター

2019年6月の記事一覧

痛みは被害者のサイン

例え話です。 仕事をしてくれない上司がいます。 その上司の代わりに部下が定時になっても帰れず、ほぼ毎日終電で帰る生活。 当然その部下は倒れて入院する。 退院して元気になった部下はまた働かされて負のループの繰り返し。 または、入院中に変わりに働いた部下が同じ二の舞で入院。 負のループの連鎖… 倒れた部下をケアするだけでは、また元気になれば働いて倒れるのは目に見えている。 果たしてどうすれば良いのか… 答えは当然 『上司を働かせる!!』 スポーツのケースでもこんな記

梅雨時期と体調

タイトルには限定的に 「梅雨時期」 と記しましたが、季節の変わり目や気温差、標高差も関係しますので お時間のある方はどうぞお付き合いください。 低気圧の影響で体調の変化を感じる方は少なくないかと思います。 ・身体が重い ・古傷がうずく ・関節の不調 ・消化不良 ・イライラする ・眠い などなど。 最近では 「気象病」 という呼び名がついているようで 自律神経のアンバランスが上記の症状を引き起こす、とあります。 その自律神経には交感神経と副交感神

動きづくりトレーニング No.15

前回の記事はコチラ 今回はこの動画です! SPORTSマガジンでもお馴染みのしゃがみこみ JARTAのトレーニング名だと「インナリングスクワット」 久々のしつこさで違うライターが同じようなトレーニングを提案します! 是非、Tryしてください! サッカーに限らず、陸上もバスケもバレーもなんにでも効果的なトレーニングです! 過去の動画はコチラ SPORTSマガジンライター ● 伊藤 直哉 『GROW Total Conditioning』代表 鍼灸マッサージ師×日本

重力と内臓の休息

・なんだかだるいなぁ。 ・疲れてるなぁ。 という時、私が実践していることをご紹介させてくださいね。 横になる はい、シンプルにこれです。 基本、人は立位、座位で生活し、重力の影響を受けます。 例えば、立っている状態ですと 頭が一番高くなりますので 頭の重さが下へと反映されます。 骨の支持機能や滑らかなアーチ、 筋肉による関節の安定化、骨を動かす役割などによって重力に耐えています。 そして、 もちろん 内臓も重力の影響を受けます。 重力の影響を受けて

気遣いがパフォーマンスを変える

原作かアニメか後付けかどうかは別としてドラえもんにあるストーリーの中でジャイアンの優しさが現れるシーンがある ※ネットから抜粋 「のび太のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」でおなじみのジャイアンだが、この言葉の裏には、限りない優しさがあることを先日知った。 小学校に入学したてのジャイアンとのび太。のび太は早速遅刻。入学式に間に合わなかったと思い帰宅するが迷子に。疲れ果ててランドセルを置くと、それが落っこちてトラックの荷台に。のび太を探しに行くジャイアン。偶然トラックの荷

私の好きなワーク

世の中には色んなトレーニングやストレッチ(以後ワーク)があって、私たちスポーツトレーナーはひとまず試します。 たくさんのワークの中でも 自分の身体の指標やよりどころとして行っているのが 「コモドドラゴン」 実際しようとすると、場所が必要になるので 以前、相良くんが 「プレコモド」 の記事を書いてくれたので再掲載します。 写真の通り、普段生活している重心位置がグッと低くなりますし、最初のうちは呼吸がしにくくなるので けっこうタフなポーズなのですが ・股関節の

1度離れる、のち、晴れ

競技でいうと ・スランプ ・ケガ ・試験期間(学生さん) ・家の事情 などで、競技から離れた経験がある方は少なくないと思います。 私自身も比較的早めに経験しました。 私、小学4年生から高校3年生まで卓球をしていたのですが、 スランプとなぜ卓球をするのかわからなくなって 小学5年生の頃、1か月くらいでしたかね 卓球から離れたんです。 チームメイトから 「またしようよ」 「早く戻っておいでよ」 こんな言葉をずっとかけてもらって 照れ臭いし、気まずいな