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SpotifyのAuto-Mixingは「粋」

結構前にこういう記事を書いた。

https://note.mu/ito_florida/n/n06fa6cbe5575

Spotifyは音楽の再生体験に対して非常に気を配っている。特に「音の継ぎ目」へのこだわりが他サービスに比べて強いのではないか?というもの。

そして最近、また「音の継ぎ目」へのこだわりを発見してしまった。

それはラウンジ系プレイリストを聞いていた時。
再生を始めて結構時間も経っていて、何曲か再生されていることになっているのに、一切「曲の変わり目」に気づかなかった。
これはもしかして…と思い、曲が変わる瞬間を観察していると、普通のプレイリストでは起こらない挙動を発見してしまった。

曲の終点まで再生されるところまでは普通なのだが、次の曲に移ると「00:30ぐらいのところ」からシークバーが始まり、徐々にクロスフェードしていく仕様になっていた!

つまり、それぞれの曲に編集点みたいなのを持っていて、「いい感じ」になるようにシレッと曲を切り替えてくれるということ。

検索してみると「Auto-Mixing」という機能っぽいが、敢えて目立つように発表するでもなく、「Lounge系ならスムースに曲が変わったほうが良いよね!」というUX発想で、さりげなく実装してしまうSpotifyの心意気とフットワークの軽さがかっこいいなと思ったわけでした。

※参考
https://djtechtools.com/2018/03/12/spotify-now-auto-mixing-tracks-in-playlists-gets-phrasing-right-usually/

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