終わり良ければすべて良し
今日は毎週のお楽しみ海の日だった。
今、満足感に浸りながらビールを呑みつつnoteを書いている。
そんな今日はマイナスからのスタートだった。
今朝は5時に友達の波乗りニーノさんを自宅に迎えにいって一緒に伊勢に向かった。彦根では朝から珍しく雨が激しく降っていた。
携帯電話の天気予報アプリで調べてみると伊勢は終日の雨。しかも雷の予報も出ていて少しげんなりしながらも向かうことにした。
しかし伊勢に近づくにつれて青空が現れて7時台には朝日が差し込んで夏の陽気が現れた。伊勢に着いて波チェックをしにいく時にちょっと霧雨が降り出して今日はなんだから不安定な一日になりそうな予感がした。
波情報アプリではハラ〜ムネの▽20だった。しかし到底それに近しい波はなかった。波情報はあまり信用していない(主観が入りすぎて)のであまりがっかりはしなかったが、風速30K/Sのなかなか強い風が入りフェイスがかなり乱れていた。
とりあえず入ろうか波乗りニーノさんと着替えて海に入った。午前中はずっとフェイスCの状態が続き、ロングボードではなかなかいい波に乗れないストレスフルな状態を過ごしていた。
私は波の状態に一喜一憂しないようにしている。当たった波はとにかく楽しもうと心がけている。そんな私でもさすがにざわざわしたパワーのない波を多くの人と取り合うことに疲労感を感じていた。
12時くらいまで入水した後、車に戻り少し休憩しようとういことになった。
一眠りすること1時間少々天候が大きく変わっていた。
あまりにも気持ちのいい快晴だったのでスケボーを少し楽しんでから2ラウンド目に行こうとなった。
風の予報は徐々に弱まっていく予報、さらに潮が上げていき波もまとまってくるだろうと若干の期待をしていた。こういう時はあまり期待してはいけないのだが。。
再びビーチを見にいくとそこはまさに夏のビーチだった。
白い砂浜、透き通った空、うねる入道雲、そして真っ青な海。
朝の光景とはまた違う海に少しテンションが上がった。
さらに風が止みウネリがまとまりを見せていた。さらに朝に比べて大幅に人出も減っている。
これは期待できる!!私は胸を躍らせた。
そして、喜び勇んで着替えて板を持って海に飛び込む。ハラムネとまでは行かないまでもコシハラのよくまとまったウネリはテイクオフもイージーでまるで朝の鬱憤を晴らすかのようにテイクオフをした。人も少なく、気を遣うべきショートボーダーもインサイドにいない場所でファンライドができた。
18時までガッツリと入水し後ろ髪引かれながらもビーチを後にした。
思えば今日はマイナスからのスタートが最高のエンディングとなった。終わり良ければすべて良しではないがサーフィンは朝・昼・夕方とそれぞれに顔がありそれぞれ全く表情が違う。
朝は良かったけど…となるパターンもあれば、今回のように夕方まで待っていたら最高だった!となるパターンもある。
私は後者の方が好きだ。
やはり締めは好印象の方がいい。これが次回に生きるからだ。
今日は最高の1日を過ごすことができた。
本当にありがたいことだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?