水木いと

好きは私のもの

作業というものが好きではない。 何かをすること自体は、むしろ好きだ。だが、それを作業だと思ってしまった途端、興が醒めてしまう。 どっぷりと浸り、ひたむきにそれを楽…

一人十首

曖昧な 透明に息を 吹き入れて 空高く飛べ 泡沫の夢 好きなもの ふんわりさらり らりるれろ ゆるりはんなり ほんのりひらり 朗らかな 春爽やかな 夏そして 深ま…

私の名前

庭の花水木。 彼女は私の同志であり、希望である。 小さなちいさな庭だ。 彼女はなかなか蕾をつけなかった。 ある年の晩春、彼女は初めて花を咲かせた。 ささやかな白い…