「やった」か「やらなかった」かではなく、優先度が「高い」か「低い」か
「やろう」、「やりたい」と思っていても、時間がなかったり割り込みの作業が入ったりして、なかなか思うようにいかないことがあります。
やりたいと思っていることがなかなかできないと、罪悪感に襲われてしまうこともあります。
「なぜできないか」ということを考えると、もちろん「単に怠けてしまった」というような理由も浮かびますが、それよりも自分がやることの優先順位を明確にできていないのが大きいのかなと思います。
逆に言い換えてみれば、できてなかったことは「他に優先順位の高いことがあった」とも言えるかもしれません。
例えば、やりたいことがあったのに寝てしまったとしても、それは「身体が本能的に休むことを欲ししていて、やりたいことよりもそちらが優先されてしまった」と捉えることもできます。
こんなことを言えば、「それは言い訳に過ぎない」と言われる方もいるでしょう。
そう言いたくなる気持ちも分かりますが、いつも「寝ること」を優先しているのでなければ、必ずしも「言い訳」と言い切ることはできないと思います。それに何でもかんでも「言い訳だ」と言ってしまうと、精神的に窮屈になってしまいます。
それよりは、例えダラダラしているような時でさえ、「自分には必要なダラダラだ」と割り切って行動できるほうが健康的です。(言うまでもなく、いつもダラダラしていいと言ってるわけではありません。)
大切なのは優先度を明確にしておくことで、何かをしようとする時に「ここで必要なのは○○をやることか、それとも寝ることか」といった判断を意識的にすることと思います。そうしておけば、本当に怠けて寝ようとしている時には、「いやいや、ここで優先度が高いのは○○だ」と思い直すことができます。
「やった」か「やらなかった」で喜んだり・反省したりするのではなく、優先度に従って行動できているかをチェックすべきかなと思います。
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