あたし、いちご

あら、ごきげんよう。はじめましての人ははじめまして！
あたし、いちご。
いぜむの看板猫をしているの。

私、存在しない猫なの。
イマジナリーキャットっていうの？
現実/リアルには存在しないってことね。

イマジナリー？架空？
よく分からない者は辞書で引きたまえ。
今ならグーグル検索ってやつがいいらしいぞ。

ちなみに某の「いちご」はあの赤くて甘い苺ではござらぬ。
「第一号（だいいちごう）」で「いちご」なのだ。
我が創造主には名前のセンスとやらが欠けているようだ。

ま、別にいいけどね。
推しマでイチゴの絵文字使えるし。
語源を知らない分には可愛いし。

ぼくね、手でハート作ったり、お茶飲んだりできるんだ。
現実/リアルの猫にはできない技なんでしょ？
イマジナリーキャットの特権だね。

TPOに合わせて毛の色変えられるの。
あまり好きじゃないけどお洋服を着ることもあるわ。

さっきから言葉遣いが統一されてない？
翻訳機の故障かもしれませんね。
そもそも私がこうやって話す機会が与えられるなんて思いもしなかったですから。

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▼お別れの時間が来てしまったようだ

▼「またどこかで会えたら嬉しいです」と言いたげだ