なぜ買ったのか
いや、そりゃもちろん、住む必要があったから。
いや、違うな。違う。
むしろこれがきっかけとなって事件が起きたんだ。
離婚だ。
自分がなにかをしたかったのは事実。
焦ってたのか、退屈していたのかもしれない。
当時は、自分の家にだれかを泊めて良いという
自由はなかった。それは嫁さんが嫌がるから。
当たり前のことだが、気を使うし、疲れる。
準備も必要だし、部屋も余計に片付けたりして、
なんでわざわざ疲れることをしなくちゃいけないのか
という気持ちになるのも無理はない。今はわかる。笑
でも、当時はそんなこと思ってなかった。
ひたすらいろんな人と会って話せる時間があったらと
思っていたし、それが出来ないことを歯痒く思っていた。
さて古民家を買ってみて、人が家に泊まってくれたり
シェアハウスとして使ってみてくれたりすることになり
自分の人生の選択における自由度は上がった。
そして価値があった。
そろそろ購入して4年経ち、10人くらいがこの家に
住んでくれたし、のべ1000人以上は遊びにきてくれた。
おかげで交友関係は広がったし、味わえなかった時間が
自分の中に生まれたし、人としての経験値が増えまくった。
丹波に移住してくれるきっかけになった人もいるし
その時期に重要な企画をささえてくれた人もいたりして。
そうだよ。めっちゃ重要な人たちが関わっている。
だからこの家を買ってよかったなと心から思う。
そう。住む必要があったかというと、なかった。
離婚さえしなければ、家はそこにあったわけだし。
(事実、いまも二軒の家をぼくが所有している。
だけど、空き家というものをなんとかしてみるという
チャレンジをしたくてしたくてたまらない気持ちだった。
・空き家を持ってみたらどうなるんだろう
・なんかやれることがあるんじゃないだろうか
・いろんな人が来てくれたら面白くなるのでは
・改修とかめっちゃワクワクやれるんちゃうん?
・知り合いは多いし、手伝ってもらえるかな〜
・都会の人たちとかで、やってみたい人がいるかも
・ここで事例が生まれれば、勇気が生まれるもんな!
まあ、そんな気持ちでしたねー。
で、やってみたというわけで。
でも生活力のない自分が、家の管理とか無理だと
気づくのにそんなに時間はかからなかったよねー。
(大馬鹿だね〜)
この古民家を買ったことを後悔は一切していない。
ただし、めっちゃ気づきの機会はあった。
こんなにも生活力がないのか、と。
というわけで、大変苦労しております。
こまった!こまった!
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