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本から学ぶワークショップ

私は読書が大好きというほどではないので、何か目標や理由がないと本というものを読む気になりません。そこで友人に声をかけて同じ本を一緒に読んで感想を分かち合うのをやります。私はこれが割と好きで、これまでの人生で読み込みたい本が出てくると何度となくやってきました。友人と共有のテーマで対話するのだから、事前にちゃんと読まなくちゃ、と深く読みこむきっかけにもなっていました。
集まって本を読む機会、いわゆる読書会は学習の機会としてはとても優れたものだと思います。著者の持つ物語や知恵を皆で共有すると共に、他の人がそれをどう読んだのかを聞き、そこを聞いたことで浮かんだ考えからも学べます。言わば、本を触媒について一段深い学びを得られるのが醍醐味というわけです。
今回のnoteでは読書会(ブック・ダイアローグとも言うようになりましたね)の設計について、コーヒー1杯分で私の考え方をシェアします。

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