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Apple Watch使いこなしてます?

私はApple Watchを使い始めて5年になります。そう、購入したのが2015年の5月なので初代からのユーザーです。
はじめの頃はiPhoneとの連携のもたつきでストレスを感じることもありましたが、今ではもう普通の時計には戻れなくなってしまった感が私にはあります。

よく「どこが良いのですか?」とか「どうやって活用しているのですか?」と聞かれることが多いので、自分がなぜ使い続けているのかも含めて整理してみようと思います。

きっかけ - 購入動機となったもの

もちろん、新しいガジェットに興味があったと言うのもありましたけれど、購入動機は「iPhoneに連絡が入っても気づかない時がある」でした。具体的に言うとそれでカミさんに叱られちゃったからなのです。

急ぎで電話やメッセージが入ってもiPhoneがカバンの中に入っていたりすると出るのに手間取ったり気づかなかったりと言うことが起こります。しかし、カバンの中にiPhoneが入っていても連絡が入った瞬間に手首に振動が伝えられてそれがわかると言うのは私にとってはありがたい機能でした。
この機能は今でもApple Watchのコアの機能だと思っています。

使い始めてから役に立ってるもの

はじめはそれほど用がないと思っていたけれど、使い始めてから私の生活を変えてしまったのがヘルスケアとアクティビティ(watchOS7からはフィットネス)でした。
一日のエクササイズゴールが設定されて進捗が知らされるだけでこんなにも体を動かすことへのモチベーションが上がるものなんだなと実感しました。半年でかなり体が引き締まるほどシェイプアップができました。

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実はApple Watchは健康機器なんじゃないかと思い始めたのはその後になってからでした。それまでしなかった運動(ワークアウト)をするようになり、瞑想(呼吸)も定期的に行うようになりました。
すぐに気が散りやすい私は瞑想には苦手感がありましたが、呼吸を整えるだけで良いのだとわかると気軽にできるようになります。実際、たとえ1分でもペースを合わせて呼吸をすると頭の中はスッキリを動くようになります。

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そして、時計であるからには時刻を知る以外の機能もあるわけでして、目覚まし時計やタイマーはかなり頻繁に使うようになります。タイマーをかけて何かに夢中になっていても手元にバイブレーションが来ると作業に中断しやすいのです。

また、カレンダーやリマインダーも便利です。iPhoneに入れていてもみに行って初めて忘れていたことに気づきますが、手元から呼び出されるので早め早めの対応が取れるようになります。

リマインダーは買い物に行くときにとても便利で、私の腕には常に買い物リストが載っていて、スーパーで食料品や日用品を買うときに忘れ物がないようにたすけてくれています。

私にとってはこれらは基本機能でもあるので、いつでもアクセスできるようにウォッチフェースに組み込んでいます。

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ウォッチフェースという意味では、天候情報を一つの画面で確認できるフェースを作って、それと画面をスライドさせて使い分けています。

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セルラーになってから使い始めたもの

watchOS5になって初代Apple Watchがサポートから外れたときにSeries 4に買い替えています。その時にGPS/セルラー版にしました。iPhoneを持たないで外出しても連絡を受けられるようにしたいと言うのがセルラー版にした理由でした。初代はBluetoothでiPhoneと繋がっていることもあり、かなりレスポンスも悪かったのですが、Series 4になって劇的にレスポンスがよくなり、これにより使うアプリもだいぶ増えてきました。

Apple WatchとAirPodsだけで音楽が聴けてしまうと言うのはウォークマン世代としては画期的でした。しかも、音楽を聴いている最中にLINEや電話がかかるとそれに対応することができて、通話が終わるとまた音楽が自動的に鳴り始めるというシームレスな動作は感動します。

セルラーでiPhoneがなくても常時ネットに繋げられるようになると、Apple Watchだけの身軽な姿で色々なことをすることができようになりました。

コンビニなどRFIDで買い物ができる場所では、Apple Watchをかざすだけで物が買えてしまいます。iPhoneの操作すら要らず本当にかざすだけです。
そして、意外と知られていませんがウォレットのアプリを使えば、iPhoneが手元になくてもチャージができます。買い物に財布も持たずに手ぶらで出かけられるのです。

テレビやビデオはさすがに見れませんが、ラジオはApple Watch単体で全く問題なく聞くことができます。私はNHKのラジオのニュースを朝散歩しながら聞くようにしているのですが、手ぶらでポケットにも何も入っていない状態で散歩ができるのはありがたいですね。

こちらのアプリはあまり知られていませんが、Apple WatchでFacebookのタイムラインの確認やコメントができます。

画面こそ小さいですが、タイムラインにどんな投稿があるか、自分の投稿に対して誰がコメントつけているのかあたりは確認が簡単にできますし、音声入力を使えば投稿もコメントもできます。

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Tweetをするアプリもありますけれど、そっちは使っていません。^_^;

寝る時も睡眠のトラッキングをかなり細かくやってくれるアプリがあります。コラは、watchOS 7でも機能として追加されていますが、睡眠のリズムを見るだけでなく、睡眠の深さを心拍数や呼吸、体の動きから分析しています。

前日の睡眠がどれだけ深かったのかが朝に分かると、眠れていないから今日は無理しない方が良いなと思って体調コントロールがしやすくなります。

watchOS 7になって

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日本時間の9月16日にApple Watch Series 6が発表され、翌日にはwatchOS 7が配信されました。早速配信された当日にアップデートを行いました。
新しいウォッチフェースが出てくるのでアップデートは毎回楽しみです。

今回のwatchOSのupdateの中で機能追加面で楽しみにしていたのは、フィットネス機能でのメニューの増加でした。コア・トレーニングやダンス、HIIT、筋トレからクールダウンまで一通り私が行う運動は網羅されたので、さらに体を動かすことへのモチベーションが高まりそうです。
また手洗いサポートは、手を擦り合わせる動作と水の音に感応して自動的にカウントを始めるようで、使っていることを意識させないようになっています。また外出先から戻って帰宅すると手洗いを促す設定も可能です。
睡眠トラッキングは、iPhoneにもあった機能がApple Watchにも展開されたもので、睡眠の質というよりは睡眠に至るまでの流れを作ることをサポートしてくれいます。

他にも細かいところで痒いところに手の届くような変更がいくつも行われています。さすがにOSのメジャーアップデートになると色々やってきますね。

watchOS 7のマイナーな変更点(私の使ってるところで気づいたもの)
ミュージックのアプリはアルバムジャケットの表示とステーションを即時プレイできるようになっていますし安定性も上がっています。プレイリストを作ることはできませんが、プレイリストに曲を追加することは腕からできるようになりました。
リマインダーも完了した項目も表示できるようになっています(今までは完了してしまうとリストから消えて見えなくなってしまっていた)。
アクティビティでは、「週ごとの概要」が呼び出せるようになり、ゴールも週の途中で変更ができるようになりましたし、過去に獲得したバッジも全て呼び出せます。
カメラリモートは、操作がシンプルになるとともに手元でLive Photoのオン/オフ切り替えやフラッシュのオン/オフができるようになりました。

あとは日本でまだ使えない心電図機能がいつ解禁になるかですね。厚生労働省の認可は下りているので、ソフトウェア・アップデートの中で近々実現されると期待しています。

Series 6では血中酸素濃度がサポートされ、色もブルーとレッドが追加になりましたね。SEという廉価版がラインアップに追加され、iPhoneを持たせていない家族にも親子電話の子機のような感覚で身につけてもらっていつでも場所の確認や連絡が取れるようになりました。

時を知らせるだけだった「腕時計」を再定義し、ウェアラブルという新しいジャンルを作りだしたApple Watchはまだまだ進化してゆくと思います。
身軽に手軽に手元でなんでもできる未来が、みんなの腕にやってきますね!

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(左が初代Apple Watch、右がSeries 4)

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