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乃木坂46の楽曲を一日一曲語る。84日目『ポピパッパパー』(β)

_______【この記事の構成】_______
▼今日のこばなし

本題の伏線になる時とならない時がある雑談

▼『○○』の基本データ
作編曲、歌唱メンバー、MV等の情報

▼『○○』を語る
愛と飛躍に溢れた考察

▼おわりに
総括とキメ台詞


▼今日のこばなし

「ギフトのあけ方②」

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前田裕二と7人のゲストによる対談を書籍化した『ギフトのあけ方』について語る二日目。

まずは、この本のメインテーマとなる「プロデュースの民主化」「コアと市場」について、まえがきから引用して明確にしたいと思う。

・プロデュースの民主化

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前田裕二が運営しているSHOWROOMとは、誰でも配信可能なコミュニケーションメディアである。その立場上、クリエイターから相談を受けることも多い前田は、ある思いを抱くようになったという↓

多くの人間は自分の持っている力の、20%ほどしか発揮できていません。それを100%発揮できるようになるためのスキルが「プロディース」だと思っています。その能力は長い間、「プロデューサー」と呼ばれる一部の特殊な人々に独占されていましたし、そのノウハウが示された本も実はあまりありません。

僕は「プロデュース」というものを民主化したい。プロデュースの持つ力を多くの人々に知ってもらい、自分のギフトを開かせることで、幸せに生きられる人々を増やしていきたいと強く願っています。

- 出典:前田裕二『ギフトのあけ方』(制作協力:SHOWROOM株式会社、箕輪編集室/令和元年)

この「プロデュースの民主化」が本書の縦軸である。

「コアと市場」についてはまた明日にしよっさ。

(つづく)


▼『ポピパッパパー』の基本データ

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▼収録 / 発売日
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13thシングル『今、話したい誰かがいる』Type-A / 2015年10月28日

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▼作詞 / 作曲 / 編曲
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秋元康 / Akira Sunset、ha-j

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▼歌唱メンバー
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1期生:秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、齋藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美

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▼センター
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白石麻衣、西野七瀬

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▼MV(ミュージックビデオ)
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監督:丸山健志


▼『ポピパッパパー』を語る

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【プロット】


・be proud

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ポッピパッパパー ポッピパッパパー
プピパッパ ポッピパッパパー ポピピップ Yeah!
ポッピパッパパー ポッピパッパパー
プピパッパ ポッピパッパパー ポピピップ Yeah!

- 出典:『ポピパッパパー』/ 作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset、ha-j

プピパッパ ポッピパッパパー ポピピップ Yeah!

うちらっは のっぎざっっかー フォティシックス Yeah!

MVも含め、この曲で一貫して言っているのは「ウチラは乃木坂46」という誇示。


・なんでパ行で歌うの?
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①圧倒的実力を見せつける

(パ行で)歌いましょう
(パ行で)踊りましょう
(それ以外)必要じゃない
すべてが伝わる

- 出典:『ポピパッパパー』/ 作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset、ha-j

ポピパッパパーのMVは、乃木坂にしては珍しくほとんどダンス&リップシンクのみで構成されている。顔アップのカットも多かったりして、改めてメンバーのビジュアルのエグさと表現力の高さを思い知らされるモノになっている。
→「言葉なんか無くても、レベチなの分かるっしょ?」という貫禄がビシビシ伝わってくる。

②奥ゆかしさ

(※以下、筆者の妄想)

最近、メンバーのビジュアル完成度めっちゃ高なってきたな!
ぶっちゃけもう余計な言葉(歌詞)いらんわ。

いや、でもさすがに言葉(歌詞)がまったく無いのはアカンか。

とはいえ「ウチらは乃木坂46」とあんまり高々に誇示するのはちっと品がないわな。

せや、パ行にしたろ。なんかスキャットみたいでおもろいやん。直接的な表現を避ける女房詞みたいな奥ゆかしさも出るし。

このような乃木坂46を影で操るエセ関西弁おじさんは実在しないが、
『ポピパッパパー』は「謙虚で控えめだけど、実力で見せつけていく」姿勢を表現している。そういう意味で言えばめちゃくちゃ乃木坂らしい曲だよね。


▼おわりに

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完成版をお待ち下さい。

ペパ、パパパピパ プペピ プーン!



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